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2015年8月18日 (火)

居合兵法の和歌31.目の前の睫毛の秘事を知らず

居合兵法の和歌

31.目の前の睫毛の秘事を知らず

 目の前の満春毛の秘事を知ら春して兎角せんと一期気遣ふ

*目の前のます毛の秘事を知らずして兎角せんと一期気遣う

目の前にまつ毛があるように、極意は目の前にあるのに、とやかくするばかりで一生気遣わしげにするばかりである。

まつげの秘事とは何かですが、この土佐の居合の示すものは先ず業技法では「柄口六寸」であり、そして心懸ける事は神妙剣でしょう。相手の気を見て怒りを抑えしむる知恵でしょう。

この歌は新庄藩の林崎新夢想流の秘歌之大事にも田宮流居合歌の伝もありません。

無外流の百足伝に
「兵法の奥義は睫の如くにて余り近くて迷いこそすれ」とあります。同じような歌は各流派にあるのでしょう。

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