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2015年8月31日 (月)

英信流目録 1.居合棒太刀合巻2棒合五つ3請込み

英信流目録

1.居合棒太刀合巻

 2、棒合五つ

 三本目 請込み

亦上より打処を両手にて棒の両端をとり十文字に請下た下たと張る也仕廻は右にて詰る也

*「亦上より打処・・」今度は」位に考えておきます。

棒合ですから双方棒を持って、右足を少し出して右手で棒の中程を持ち、左手で棒の端に持ち、相手の左目につけて構えて立ち合う。
相手棒を振冠り上から頭を打って来るので、我は右手を棒の上の端に摺り込み右足を踏み込み棒の両端を持って頭上に上げて相手の打ち込みを請ける。
相手退かんとする所、足を踏み替え左足を前にして右手を棒の中に摺り戻し相手の右膝を打つ、相手右足を引き外すところ、右足を踏み込んで棒を左から頭上を廻して相手の左足を打つ、相手左足を引く処、棒を相手の水月に付け右足を更に踏み込んで詰める。

相手は棒を頭上に打ち込んだが十文字に請け留められ、右膝に打ち込まれたので右足を引いて之を外し、棒を振り上げた処今度は左膝に打ち込まれ、左膝を引いて之を外したが詰められてしまう。

神傳流秘書 棒合 三本目請込

 打って懸るを中にて請下にて合せ一方にて張尤立合請込は一つに続け遣う扨一方を廻し掛て勝

どの様に双方立って始めるかは書かれていませんが、前の二本が左手で棒を持って左足前で立ちましたから、同じように左手で棒を杖につくでいいでしょう。
或はちょっと変えて、此処は右手を乳の高さ位に持って右足前の右半身で杖について立ってみます。

相手の構えは一本目にある様に我と同様にして立つ。古流剣術の常道です。

相手、棒を振り上げて我が真向に右足を踏み込んで打ち懸けて来るのを、「中にて請」ですから左足、右足と追い足で退り、左手を棒に添え両手で頭上に一文字に請ける。

相手、更に棒を振り上げ右足に打込んで来る、「下にて合せ」ですから、我は左足を右足に踏み替下で合わせる。
「一方にて張」は同方向にと読めるのですが右足を引いてしまいましたから「もう一方にて張り」として、更に左足に打ち込んで来るのを、右足を踏み替え同時に棒の先を左手に摺り込み、右手を棒中にして右上から、相手棒を張りこみ左足を踏み込み相手棒を左に廻し掛けて相手面に打込み勝。

古流剣術の切先の方向と、左右の足捌きの有り様を参考にし、踏み替え足を基準にして見ました。
正中線に対し筋をかわし乍ら受け打つのも同様です。

業名の請込から相手の攻撃を請けつつ勝ち口を得る様にしました。十文字請けして右下で合せ、即座に攻撃に出て相手の出足に張りこんで相手が合せるや、廻し掛けして面に勝も有でしょう。

但し「尤も立合請込は一つに続け遣う」の文言が立ちはだかっています。これは棒合の二本目立合と三本目の請込を続け打ちすることでしょう。

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