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2015年9月20日 (日)

英信流目録 2.小太刀之位4當中剱

英信流目録

2.小太刀之位

 四本目 當中剱

是も敵は上段にかまえる也我は小太刀をひっさげ中とに待也敵すかすかと来りて我が首のあたりを左り右と討ち亦下たを討也其所にて我足をそろえすっかりと弛す敵亦面より打所を十文字に請流し勝也

*此の業も、相手は上段に構える。我は右足前にして小太刀を引っ提げ無形の構えにて、双方歩み寄る途中で止まる、相手はスカスカと間を詰めて来て、上段から我が首の辺りを左肩、右肩と切り返して討ち込んで来る。我は、左足を引いて筋を替え、右足を引いて筋を変え其の打ち込みを外す。
相手は、そこで、今度は低く我が左足を打って来るので、左足を引いて右足に揃え、すっかりと外す。
相手外されて上段に振り冠って我が面に打込んで来るのを、右足を踏み込み小太刀を顔前頭上に左肩を覆う様にして相手の太刀を十文字に請け流し、左足を右足の後方に摺り込み片手上段から相手の首を打つ。

「小太刀をひっさげ」というのは、小太刀を右手に持ち、切先を下げ、右足爪先の線上あたりに付け、左手もぶらりと自然に下げて、自然体に立ち、構えのない無形を指すのでしょう。

「當中劔」の読みも意味することも分かりませんが、なんとなく業を感じさせる業名のように思えます。

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