英信流目録 1.居合棒太刀合巻4極意之大事1盲目杖
英信流目録
1.居合棒太刀合巻
4、極意之大事
1)盲目杖
是は坐頭目無しでも杖にて我行くべき先へはいずくにても行く也心の留らぬを吉とす也此の所能く工夫有るべしふらりふらりと行我に敵とふ者の無く無念無心にて行敵を出るや否や其の所移るべき也千変万化工夫あるべし
*この盲目杖は解り難い文章です。
是は坐頭(盲目の琵琶法師、按摩、めくら)は目が見えなくとも杖を以って、我が行くべき先へは何処へでも行く。心が留まら無いので良いのであろう。
此の処をよく工夫すべきである。
ふらり、ふらりと行く我に、敵だと言って問う者も無く、無念無心に行く。敵の持ち場を出るやさっさと其処を立ち退くべきである。
千変万化の工夫をしておくべきである。
いずれにしても、心を留めずに無念無心にあるべきものだ、と言うのでしょう。
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