英信流目録 1.居合棒太刀合巻3心持之事1間之棒
英信流目録
1.居合棒太刀合巻
3、心持之事
1)間之棒
是は常に我居所に目に立ぬ様に八角にても四角にてもいたし少き者にてくゝり付置くべき也亦定木の如くいたし置も能也
*是は自分の常に居る場所に目立たない様に棒は八角でも四角でも良いので少しのものでくゝり付けて置くべきである。
また定規の様な物にして置くのも良いものである。
いつも用心して、棒を目立たない所に括り付けて置くように心得を述べています。
棒を定規の様に加工して置くなどは良いアイデアです。是ならば部屋に立て掛けて置いても良さそうです。
この「心持之事」は棒の扱いについての心掛けるべき事を述べています。棒術そのものではありません。
「間之棒」の題名が面白いですね。「間」は何でしょう。居間の間、魔の棒、(一)間(6尺)の棒。自分のいる場所の間。
きっと意味があったのでしょうね。あるいは秘伝ですでに消えてしまったとか。
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