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2016年10月17日 (月)

曽田本その1の1神傳流秘書原文1抜刀心持引歌7沈成躰

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
1、抜刀心持引歌
7)沈成躰(ちんせいたい)
 敵太刀打かたき切て掛るに沈成躰に勝有事の位にて教へし 工夫有へし
 古語に 寸の虫かゞむも身をのびん可為 歌に
 長からむさゝげの花は短くて
            短き栗の花の長さよ
(沈成躰→沈成体ナリ 敵ニ対し我体ヲ沈メ低クスルコト也・気を落チツケルコト也)
 工夫 有へし 古人も心は之内二有りとのたもふ也 ものとしたる                        (物賭したる)に勝負の位知る事なし 深く工夫有へし
 この沈成躰心よりよく敵の心見ゆるもの也
 兵法二曰 端末未見人莫能ク知ルコト と有り 歌に
 悟り得て心の花の開けなば
           たつねん先二色ぞ染むべき
 霜うづむ葎の下のきりぎりす
           有りかなきかのこえぞ聞ゆる
読み
 敵の太刀が打ち難く切って掛る時に、沈成躰に勝を得る事の位でもって教えるべし工夫有るべし
 古語に 寸の虫屈むも身を伸びんがため 歌に
 長からんさゝげの花は短くて
             短き栗の花の長さよ
 右の心にて工夫有るべし 皆陰合〆陽に出る位有るべし 古人も心は之の内にありと宣う也 ものとしたる事に勝負の位知る事なし 深く工夫有るべし
 この沈成躰心よりよく敵の心見ゆるもの也
 兵法に曰く 端末見ざる人能く知る事莫れと有り 歌に
 悟り得て心の花の開けなば
            尋ねん先に色ぞ染むべき
 霜うづむ葎の下のキリギリス
            有か無きかの声ぞ聞こゆる
 

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