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2016年10月31日 (月)

丁酉(ひのととり)

 平成29年2017年は丁酉、ひのととり、ていゆうです。
 明治維新1868年から149年、先の無条件降伏昭和20年1945年から72年経ちます。去年の「干支を読む」にも、同じ書き出しでした。
明治維新の列強に追いつけ追い越せとも、日清、日露の勝ちに乗って戦争に突き進んでいった時代とも、先の敗戦後の思想的にも自信を無くし、復興とはエコノミックアニマルである事とも違う時代が訪れている気がします。
 しかし、決してうかうかした中から新しい時代は来ないと思われます。
 この「干支を読む」も2009年暮れに2010年の寅年から書き始めたので7年分書いて来た事になります。
 さて、丁酉(ひのととり)の年を遊んでみます。
1、丁酉(ひのととり)、十干十二支の組み合わせの34番目
 「丁」の文字の意味するもの。
 十干の四番目(甲乙丙丁・・)、火の弟、火陰弟(ひのと)
 甲骨・金文は特定の点、又はその一点に打ち込む釘の頭を描いた象形文字。
 植物が伸びようとして地面に当たり、まだ地表に出きれない時期。
 「酉」の文字の意味するもの。
 口の細い酒つぼを描いた象形文字。収穫した穀物で酒を作る。
 とり、十二支の十番目、時刻では午後六時、及び其の前後の二時間、方角では西、動物では鶏に当てる。
2、 「丁」の熟語、丁のつく漢字
  丁寧・包丁・丁稚・口八丁手八丁・丁々発止・地獄の一丁目
  町・打・庁・訂・灯・汀・釘・
 
3、「酉」の熟語、酉のつく漢字
    お酉様・酉の市
   酒・酎・ 酌・配・酔・酢・酬・酪・酸・酷・醸・醤・醪
 
4、酉・鶏・鳥の諺
 ・鶏口となるも牛後となるなかれ
  ・鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん
  ・烏合の衆
  ・鵜の真似をする烏
  ・鵜の眼鷹の眼
  ・鴛鴦の契り
  ・鴨がネギを背負って来る
  ・烏の行水
  ・閑古鳥が鳴く
  ・キジも鳴かずば撃たれまい
  ・窮鳥懐に入る
  ・雌伏
  ・鶴の一声
  ・鳶が鷹を生む
  ・鳶に油揚げをさらわれる
  ・飛ぶ鳥も落ちる
  ・鳥無き里の蝙蝠
  ・鳥は木を選べども木は鳥を選べず
  ・能ある鷹は爪を隠す
 
5、鶏を詠んだ万葉集
  遠妻と手枕交へて寝たる夜は鶏がねな鳴き明けば明けぬとも
  ・暁と鶏は鳴くなりよしゑやしひとり寝る夜は明けば明けぬとも

  ・息の緒に我が思ふ君は鶏が鳴く東の坂を今日か越ゆらむ
  ・鳴く鶏はいやしき鳴けど降る雪の千重に積めこそ我が立ちかてね
 
6、鶏を祀ってある神社など
    ・青森県 中野神社
  ・山形県 白髭神社
  ・栃木県 多気山不動尊
  ・埼玉県 鷺宮神社
  ・東京都 目黒不動尊
  ・愛知県 下川神明宮
  ・三重県 伊勢神宮・平群神社
  ・高知県 大神宮
  ・島根県 古曾志神社
  まだまだありそうです、カラスも鳩も鶴やキジも祀られている様です。
 
7、丁酉生まれの有名人2017年に還暦を迎えます
  綾戸知絵・かたせ梨乃・そのまんま東・柴俊夫・柴門ふみ
    ・秋野暢子・森末慎二・増田恵子・大竹しのぶ・天童よしみ
    ・名取裕子

8、丁酉はどんな年だったのでしょう。
  丁酉の年は60年ごとに巡ってきますから、60年前から遡ります。
・昭和32年1957年
  千円札発行・百円硬貨発行
  日米安保委員会設置
  日中国交回復国民会議結成
  文部省、教員勤務評定制度の趣旨徹底通達、日教組反対闘争
  国連安保理事会非常任理事国に当選
  日ソ通商条約調印
・明治30年1897年
  尾崎紅葉「金色夜叉」読売に連載
  正岡子規「ほととぎす」創刊
  大阪で初めて活動写真興行
  島崎藤村「若菜集」刊行
  ハワイで日本人移民上陸拒否ハワイ側賠償金を払い解決
  貴族院で谷千城の軍備緊縮奏案否決
  内閣に足尾鉱毒事件調査委員会設置
・天保8年1837年
  将軍12代徳川家慶
  農民一揆再発
  大塩平八郎決起
  アメリカ船モリソン号漂流民を護送して浦賀に入港、浦賀奉行これを砲撃。
・安永6年1777年
  将軍10代徳川家治
  三原山大噴火
  信濃農民一揆
  幕府徒党強訴禁令を高札
・享保2年1717年
  将軍8代徳川吉宗
  奈良興福寺焼失
  武家諸法度条文天和令に復す
  関八州鉄砲取締り、鷹狩復活
・明暦3年1657年
  将軍4代徳川家綱
  明暦の江戸大火、江戸城本丸・二の丸焼失
  江戸の道幅拡張、町屋の藁葺・萱葺を禁止
・慶長2年1597年
  後陽成天皇
  秀吉朝鮮再出兵上陸
・天文6年1537年
  後奈良天皇
  将軍足利義晴
  今川義元、武田信虎の娘を妻とし、北条氏と絶交
  毛利元就、尼子経久の安芸生田城を陥す
・文明9年1477年
  後土御門天皇
  将軍足利義尚
  応仁の乱一応終る
・応永23年1417年
  称光天皇
  将軍足利義持
・延文2年1357年
  後光厳天皇
  将軍足利尊氏
・永仁5年1297年
  伏見天皇
  執権北条貞時
  鎌倉八幡宮焼失
・嘉禎3年1237年
  四条天皇
  執権北条泰時
・治承元年1177
  高倉天皇
  京都大火
  平清盛、平氏打倒を知る鹿ケ谷の陰謀
  俊寛など鬼界島に配流
・永久5年1117年
  鳥羽天皇
  京都に大風、多くの殿舎が倒壊
・天喜5年1057年
  後冷泉天皇
  安倍頼時、貞任追討
・長徳3年997年
  一条天皇
・承平7年937年
  朱雀天皇
  将門の乱
・元慶元年877年
  陽成天皇
・弘仁8年817年
  嵯峨天皇
  空海、高野山に金剛峯寺
  新羅人帰化す
・天平元年757年
  孝謙天皇
  養老律令施行
・文武元年697年
  持統天皇譲位し軽皇子即位
・ ー以下略すー
 わかっていても、出来ないこの頃を振り返ってみます。
 温暖化による気候の変動も、地球のプレートの動きも、近隣の国々の様子もどんどん変化しているようです。経済的格差も広がっています。
 地球環境の変動から、農作物の被害も増すばかりです。安定的な生産の仕組みを考えて進めてゆくようにすべきものでしょう。輸入に頼った食生活ではおかしい。郊外を走れば雑草だらけの田畑が放置されていすぎです。
 稲穂が黄金の波となって揺れる懐かしい原風景は遠い昔の思い出で終わらせるのですか。
 どうも、やるべき事が解っていないのか、地方に任せておいてよい事と、将来を見越した国策のあり方の設計図が良く判りません。どの様な国であるべきなのか小学生でも解かる方針が少しも見えないのは私だけでしょうか。思想の欠如、順序や方法に筋が通っていない様です。
 TPPを優先したのか、パリ協定を後回しにして気候変動枠組条約締結国会議に正式参加できなくなっています。これも国として何が先かを知らない、島国根性の貧弱な思想に依るのでしょうか。
 安保という殺人剣で近隣からの恐怖を力押しで防衛する思想が先行して、活人剣の思想が理解出来ていないのは、殺人剣思想の国との仲良しこよしでは無理です。
 これでは戦前に逆戻りです。軍備増強はもとより、経済復興と称して兵器の完成品の輸出も、そのうち核保有国になろうなど云い出しはしないか。
 核と云えば、電力コストを名目に原子炉を再稼働させて、再生可能エネルギーの開発を遅らせてどうなるのでしょう。
 我が国には海も山も水も降り注ぐ太陽も、すべてエネルギーを生み出す元がある筈なのに国土を汚しても原発優先です。廃炉にしても過剰なコストがずっとずっと子孫に残されてしまうからですか。千メートルの地下に保管しても無くならない放射能、黙り続ける原発学者。
 オリンピックや豊洲移転のお粗末も、いつまで利権や業者とつるんだ悪魔の手先に牛耳られて同じ過ちを繰り返す為政者。
 少しも実感の涌かない経済政策、相変わらず企業が外国に製造場所を求めて移転し、あちこちに空き地が出来て草が生い茂っています。生い茂らなければ大規模商業施設が立って町の商店は廃業です。お陰様で、空気も、川も海も綺麗です。
 我が国の経済団体がそっぽをむいたまま、異国に買収されてしまった大手企業もでてきて、技術だけ持って行かれ、国内生産による関連需要による利益の恩恵も従業員も後は不要で捨てられそうです。
 ヒノキの山林伐採権も異国の業者に売っているとか、山持ちも売りっぱなし、後始末と森林再生はどうなるのでしょう。
 日本がかって他国でやって来た豊かな森を地球から消してきた、同じ過ちを、他国に仕かけられている様なものです。
 目先は何があっても、他人事のようにして、平和です。
 
 
 
 
 
 
 

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コメント

学ばせていただき、気付かせていただき、考えさせていただき、感謝申しあげています。
有り難うございます。

annさま
コメントありがとうございます。
ニワトリの時の声で目を覚まさし、かわいいひよこの行列に癒されるそんな夢を見ています。
     ミツヒラ

投稿: アン | 2016年10月27日 (木) 14時41分

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