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2017年1月24日 (火)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く6坂橋流棒2太刀合之棒2腰車

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
6、坂橋流棒
2)太刀合之棒
二本目腰車
腰車
 脛砕に替事なし脛をなかすして腰をなくの違ひ也水車同前也
読み
腰車(こしぐるま)
 脛碎きに替る事なし 脛を薙がずして腰を薙ぐの違い也 水車前に同じ也
読み解く
 前回の脛碎の業の、脛に打ち込む処を腰に打ち込むと替えただけの業です。
 前回も同様ですが、「なぐ」は「薙ぐ」の文字を当ててみました。「打つ」と言っていない処を意識したのです。
 「薙ぐ」は、かる、そる、なぐ、横ざまに払って切る、また、倒す。打つのとは違うので、足を引いて外すのが言葉に準じそうな気がします。

 此の業も第12代林益之丞政誠の英信流目録に残されています。
英信流目録 居合棒太刀合巻 棒太刀合之位 「腰車」
「是も同し事也棒を腰へあつるなり跡は何れも同じ」


 一本目脛砕に同じで脛を腰に替えただけですから、変えた手附を参考にしておきます。

腰車
 相手高山遣方棒を左の手尓て持居る処へ相手打懸る処へ右の手尓て棒を逆手耳取り下を上二亭合せ又一方に亭腰をなぐ又打込を此度ハ右を後へ引左身二亭如前下を上二亭合せ腰をなき扨水車耳取り廻し追込み扨相手より又打込を我右身ならば下二春るを棒の先を面耳突付る心にて合せ勝也
読み
腰車(こしぐるま)
 相手高山 遣方棒を左の手にて持ち居る処へ 相手打ち懸かる処へ 右の手にて棒を逆手に取り下を上て合せ 又 一方にて腰を薙ぐ 又 打込を此の度は右を後へ引き 左身にて前の如く下を上にて合せ腰を薙ぎ 扨 水車に取り廻し追込み 扨 相手より又打込を 我れ右身ならば下に張るを 棒の先を面に突き付ける心にて合せ勝つ也

 

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