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2017年3月12日 (日)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く7重信流2大小詰7左伏

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
7、重信流
2)大小詰
七本目左伏
左伏
是は左の手を取る也 事右伏二同左右の違計也 尤も抜かんと春る手を留められたる時は柄を放し身を開きて脇つ保へ當り又留められたる手を此方より取り引倒春事も有也
読み
左伏(ひだりふせ)
是は左の手を取る也 事 右伏に同じ左右の違い計り也 尤も抜かんとする手を留められたる時は 柄を放し身を開きて脇坪へ當たり 又 留められたる手を此方より取り 引き倒す事も有る也
参考に六本目右伏
右伏
我右の方二相手並ひ坐し柄を取られたる時直二我右の手を向の首筋へ後より廻し胸を取り押伏せんと春る二相手いやと春くはるを幸に柄を足耳懸て後へ投倒春 又抜かんと春る手を留められたる時も右の通り二取倒春
読み
右伏(みぎふせ)
 我が右の方に相手並び座し 柄を取られたる時 直ぐに我れ右の手を向こうの首筋へ後ろより廻し胸を取り押し伏せんとするに 相手いやとすくばるを幸いに 柄を足に懸けて後ろへ投げ倒す 又 抜かんとする手を留められたる時も右の通りに取り倒す
読み解く
 前回の右伏の逆で、「是は左の手を取る也 事 右伏に同じ左右の違い計り也」と云っています。
 座し方に指定は無いのですが、今度は我が左側に相手は並び座すとします。
 相手腰を上げ我が左手を取る。我は右手を相手の首筋から廻し胸を取り押し伏せんとする。
 相手押し付けられて嫌と身を起して来るので柄を足に懸けて後ろに投げ倒す。

 尤も我が抜かんとして柄に右手を懸けているならば、其の右手首を相手に取られて抜かさない様に押し付けられて来る。我は此の時右柄手を放し、左足を引いて左に開き、柄頭又は鍔を持つ左手で相手の脇坪に打ち当てる。
 又、柄手を留められた場合、柄手を放し相手の手を取り左手を相手の肘に懸け体を開き引き伏す事も有。

 右伏・左伏も状況に応じて臨機応変に対処する事を教えている様です。

曽田先生による五藤先生の業附口伝大小詰左伏
「右伏の反対業也」
(左脇に坐す右手胸にとり其手を押へ前へ伏)

*随分簡略な反対業の手附です。どの様な方法でも相手を制せられれば正解でしょう。

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