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2017年6月30日 (金)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事2立合3裙取

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
2)立合
三本目裙(裾?)取
同(?)相手の胸を我か右之手に亭押相手阿らそふ亭前へ押懸るを支ニ我可左の手二亭合手の右の足を取り右の手二亭相手のうなしを取っ亭う津む希に引た於す
読み
裙取(もすそとり・すそとり(裾取))
 同(2本目の無想の行き合い二?)相手の胸を我が右の手にて押し 相手争うて前へ押し懸るを機に 我が左の手にて相手の右の足を取り 右の手にて相手のうなじを取って俯けに引き倒す
読み解く
 業名は裙取(もすそとり・すそとり(裾取))です。書き出しは「曰(?いわく)と間違えそうな「同」の文字です」この一字は、河野先生の「無双直伝英信流居合兵叢書」では「同」です。原本が世に出た時に確認しましょう。

 立合の業ですから双方歩み寄り、我から相手の胸を右手で押す、相手押されじと争って前に押しかかって来る拍子に、沈み込んで相手の右足を左手で掬い取り、右手を相手の首に廻して、左脇か右脇、若しくは前にうつむけに引き倒す。

 業名の裙取(裾取)は沈み込んで我が左手で相手の右足の裾付近を掬い取る処から付けられたと思える業です。「あらそふて前へ押懸るをきに」の拍子をとらえて行うのでしょう。

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