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2017年6月 8日 (木)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事1捕手和之事3弓返

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
1)捕手和之事
三本目弓返
弓返
 相手坐処へ如前歩ミ寄って左の手二て相手の左の手を取り右の手にて相手の小太刀の柄を取て脇へねぢた於し其柄を右之足二て歩ミ向の小手をかためたる時相手右の手をもって打込むを我も右之手二て留左の手を相手のひぢ尓そゑ亭うつむ希ニ引直し堅める
読み
弓返(ゆみかえし)
 相手坐す所へ 前の如く歩み寄って 左の手にて相手の左の手を取り 右の手にて相手の小太刀の柄を取って 脇へねじ倒し 其の柄を右の足にて踏み 向うの小手をかためる時 相手右の手をもって打ち込むを 我も右の手にて留め 左の手を相手の肘に添えて俯きに引き直し堅める
読み解く
 相手坐す処へすかすかと歩み寄って、腰を屈め左の手で相手の左手首を取り、右手で相手の小太刀の柄を取って、左に廻り左脇にねじ倒し、柄で相手の左手を押え右足で柄を踏み付け相手の小手をかためる。
 相手右手で打ち込んで来るのを右手で受け留め、手首を取り、左手を相手の右肘に添えて、うつむけに引き直しかためる。

 弓返の意味が解らなかったのですが、矢を射た後、弦を前にくるりと返すあの雰囲気でしょう。相手を左脇にねじ倒し、右に引き直す動作を弓返しに譬えたのでしょう。

 

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