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2017年8月 1日 (火)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事3小具足7逆ノ折

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
3)小具足
七本目逆ノ折
逆ノ折
 此事ハ立合の支剱の事耳同し坐して居る違ひ計也
読み
逆ノ折(ぎゃくのおり)
 此の事は立合の支剱の事に同じ坐して居る違い計り也
参考 立合の四本目支剱
 相手我の胸を左の手二亭取る我可右の手二亭其手首を取り相手右の手二亭打込を我か左の手二亭請留右の手を相手のひぢの可ゞ美二外より懸向へ折常の稽古二ハ引廻した於春
読み
支剱(しけん)
 相手我の胸を左の手にて取る わが右の手にて其の手首を取り 相手右の手にて打込むを我が左の手にて請け留め 右の手を相手の肘の屈みに外より懸け向うへ折る 常の稽古には引き廻し倒す
読み解く
 立合の支剱は立業ですから、逆ノ折は坐して行います。
 相手がわが胸を左手で取る(つかむ)、我は右手でわが胸を掴んでいる相手の左手首を取る。相手は右拳で打ち込んで来るので我は左手で其れを請け止め、右手を相手の肘のかがみに外側から巻き懸けて相手の肘を折る。普段の稽古では引き廻して倒す。

 「相手のひぢの可ゞ美二外より懸向へ折」ですが、我が左手は相手の打ち込む右手を請け止めて制し、右手は相手の左手首を取っています。その右手を放し相手の右手の肘のかがみに外より懸け肘折りする。
 又は、我が右手は相手の左手首を持ったまま相手の右肘のかがみに懸ける事も相手次第で可能です。
いずれも、骨折させてしまいそうです。

 常の稽古では、相手の左右の手を取った状態で左廻りに引き倒すでしょう。

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