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2017年8月29日 (火)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事4後立合10大殺

曽田本その1
1.神傳流秘書原を読み解く
10、夏原流和之事
4)後立合
十本目大殺
大殺
 相手跡ゟ付来り組付処を一寸ひぢを張り直耳踏ミ志さり中耳入りたをす
読み
大殺(おおごろし、だいさつ)
 相手跡(後ろ)より付き来たり組付く処を 一寸肘を張り 直ぐに踏みしさり中に入り倒す
読み解く
 この業名は「大殺」読みは訓読みで「おおごろし」でしょう。現代風には音読みで「だいさつ」と読みたい処です。それにしても大げさな業名です。
 相手が後ろから来て、両手で組み付いて来る、即座に肘を一寸張って組付を緩めて後ろに下がり相手の中に入り其の儘押し倒す。倒す際に足を我が足で掬うとか、掛けるとかあるでしょうが、そこは状況次第でしょう。

 この業は、大小詰や大小立詰に似たように後ろから組み付かれる業があります。ここでは刀を差していない場合の攻防です。大小立詰の電光石火が最も近い業かもしれません。
「電光石化:前の如く後より来り組付を躰を下り相手の右の手をとり前に倒す」

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コメント

ミツヒラ様

古流柔術では後ろから両腕を抑えるように組み付く形では多くがおおごろしと呼ばれています。おそらくこの形の名前もおおごろしではないでしょうか?

machida様
コメントありがとうございます。
大殺を「だいさつ」と何の気なしに読んだのですが、後立合の各業名を振り返れば「おおごろし」が妥当ですね。
ありがとうございます。
       ミツヒラ

投稿: machida | 2017年8月29日 (火) 23時41分

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