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2017年8月15日 (火)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事4後立合3屏風返

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
4)後立合
三本目屏風返
屏風返
 玉多れの通り耳取り来るを是は相手の後へ我可右足を踏込ミ我も共耳阿をの介耳そり後へた於す也

読み
屏風返(びょうぶかえし)
 玉たれ(立合の六本目玉簾(たますだれ)でしょう)の通りに取り来るを 是は相手の後ろへ我が右足を踏み込み 我も共に 仰のけに反り 後へ倒す也
参考 立合六本目玉簾
 相手我が左右之指を取り上へ折上類処を此方より其親指を尓きりを入っ亭相手の手を引もぢ指を肩二可希亭相手の左の手を前へ取り躰をぬ希亭引廻す
読み解く
 「玉たれ」は「たますだれ玉簾」の欠字でしょう。
 玉簾は夏原流和之事二番目の立合の六本目玉簾「相手我が左右の指を取り上へ折上る処を 此方より其親指をにぎり 躰を入って 相手の手を引もじ 指を肩にかけて相手の左の手を前へ取り躰をぬけて引廻す」。という業でした。

 相手に指を取られて上へ折り上げるならば、此方から相手の親指を握りこんで、相手の後ろに右足を踏み込み、諸共に相手を仰のけに後ろに反り倒す。相手が指を取る手を制してしまえば後は如何にかなるでしょう。
 
 玉簾のように相手は前から我が左右の指を取りに手を伸ばして来るので、取られる前に我は相手の後ろに右足を踏み込み、相手の肩を取って諸共に相手を仰のけに反り返って後ろに倒す。左右の指を取られる前に後ろに廻ってみました。

 屏風返の業名は、我も共に、ぱたんと屏風を閉じる様に密着して、相手を後に倒す様でしょう。

 

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