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2017年9月22日 (金)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事6本手之移1障子返

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
6)本手之移 始終相手本手之組掛之通二取来也
一本目障子返
本手之移 始終相手本手之組掛之通に取来也
障子返
 使者捕の業耳て引たをさんとす類を支に耳津べ可へり須る也
読み
本手之移(ほんてのうつし)  始終相手 本手の組み掛りの通りに取り来る
 
障子返(しょうじかえし)
 使者捕の業にて 引き倒さんとするを機に つべかえりする也
参考 使者捕の業 夏原流和之事捕手和之事一本目使者捕
 楽々對し坐したる時向の右の手を我か右之手二亭取り向の右之膝を足二亭踏我右脇へ引た於してかたむる也
読み
 楽々対し坐したる時 向うの右の手を我が右の手にて取り 向うの右の膝を足にて踏み 我が右脇へ引き倒し堅むる也
読み解く
 本手之移は夏原流和之事の最後の業手附けです。「本手之移」とは元の手附の移しですから、返し業と云うのでしょう。
 ですから本手之移の我は相手、相手は我と入れ替わります。
 同様に、立合と後立合、小具足と小具足割は元の業の替え業、返し業でした。
 
 「障子返は使者捕の業にて」ですから、使者捕の業のように相手が我が右手を取り右膝を踏みつけ引き倒そうとするを機にでんぐり返って逃れる。

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