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2017年9月 6日 (水)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事5小具足割3自籠詰

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
5)小具足割
三本目自籠詰
自籠詰
 我可膝を立膝耳して居処へ相手歩ミ来り我可胸を取り短刀を抜亭突んと須るを先手の如く取ッ亭横へた於す毛の也
読み
自籠詰(じろうつめ)
 我が膝を立膝にして居る処へ 相手歩み来たり我が胸を取り 短刀を抜きて突かんとするを 先手の如く取って横へ倒すもの也
「先手の如く取ッ亭」は小具足の三本目先手です。
先手
 如前胸を取我右の手二亭相手の手首を取相手短刀を抜んとする処をす具耳右の手を相手の胸耳押當足を込ミ亭阿をの希ニ倒す
読み
先手(さきて)
 前の如く胸を取る 我が右手にて相手の手首を取り 相手短刀を抜かんとする処 直ぐに右の手を相手の胸に押し当て 足を込みて仰のけに倒す
読み解く
 自籠詰は、(じろうつめ、じこもりつめ)でしょう。

 我は立膝に座し居る処へ、相手はスカスカと歩み来りて、腰を屈めて我が胸を左手で取り、右手で短刀を抜いて突こうとする処を、我は左手で相手の左手首を取り、右手で相手の右手を取って相手の胸に押当て右足を踏込み、左足を引いて左脇に引き倒す。

 先手では右足を踏み込んで押し倒しますが、此処では押し込んでから左足を引いて体を変わり乍ら横へ引き倒す。

 小具足と小具足割の違いはこのあたりの変化技を指すのではと思うのですが、いかがでしょう。

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