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2017年9月12日 (火)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事5小具足割6村雨

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
5)小具足割
六本目村雨
村雨
 左足耳行違う時相手左の手二亭我可左の手を取るを此方ゟ其手を尓き類相手打込むを右の手二亭請留其の手を直耳合手の額耳押當相手の足を我可右の足二亭蹴る一拍子耳阿於の介耳た於す也
読み
村雨(むらさめ)
 左足に行き違う時 相手左の手にて我が左の手を取るを 此方より其の手を握る 相手打込むを右の手にて請け留め 其の手を直ぐに相手の額に押し当て 相手の足を我が右の足にて蹴る 一拍子に仰のけに倒す
読み解く
 小具足割は八文字に坐す、とあったのですがこの業は双方歩み寄って行き違いざまの技の攻防です。しかし遣方が座したままもよいでしょう。
 左足で行き違う時とは相手が我が左側を行き違う時です。
 相手が左手で我が左手を取ってくる、我はその手を握り返すと、相手は右手で短刀を抜いて左廻りに向き直って、打ち込んで来るので右手で相手の打ち込む右手首を請け留め、その手を直ぐに「会手の顔」は「相手の顔」に押し当てると一拍子に相手の足を、わが右足で蹴って仰のけに倒す。

 この技の掛け方は、小具足の五本目繰返の立業及び六本目逆の剱でしょう。
小具足の繰返「又前(相手左の手にて我が胸を取る我が左の手にてその手首を取る)の如く手首を留たる時相手短刀を抜て打込を右の手にて留其手を相手の額に押當あおのけにねぢたおす」

 

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