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2017年10月26日 (木)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻1棒太刀合之位6笠之羽

曽田本その1

2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻 
 兼 大森流居合 小太刀之位
1、棒太刀合之位

六本目笠之羽

 是者我首へ拱(横の誤字か)尓置き両手をか多のあ多りまてをさへ相懸り尓て行く場合尓て敵物討尓討つ所を右の者之を合セ其侭左の者しを以強く横尓はね勝也則チ棒の者之をかへ之跡堅る也

読み
 是は 我が首へ横に置き両手を肩の辺りまで押え相懸かりにて行く 場合にて敵物打ちに討つ所を右の端を合わせ 其の侭左の端を以って強く横に撥ね勝也 則ち棒の端を返し跡堅める也


読み解く

 是は我は棒を横にして両手で肩のあたりに持って、太刀を持つ相手と相懸かりに行き逢う、場に至って敵が物打ちで打ち掛かって来る所を、我は右足を踏み込み棒の右の端を相手の打ち込む太刀に合わせ受け止め、即座に左足を踏み替え棒の左端でその太刀を横に強くはね上げて勝つ。
そして、左足を踏み込み棒の端で敵の水月を突き堅める。

笠之羽の業名なので、此処は棒を天秤棒を担ぐ様にすべきかとも思いました。
「かたのあたりまでおさえ」といって「かたにかつぎ」とは言っていないので、肩の高さで首の辺りにささげ持つ様に持たせて見ました。
 肩に担いでも同様に応じられるでしょう。


参考に神傳流秘書の坂橋流棒より

太刀合之棒
六本目笠之羽
笠之羽
 相手高山二か満へ居る処へ如此棒をかつぎ行を相手打込むを一方二亭合せ一方二亭張り扨一ツ廻して詰る
読み
笠之羽(かさのはね)
 相手高山に構え居る処へ 此の如く棒を担ぎ行を 相手打込むを 一方にて合せ 一方にて張り 扨 一つ廻して詰める
参考
「此の如く棒を担ぎ行を」は、両肩の首の後ろで棒を横に水平に担ぎ両手で棒を支えている黒塗りの絵が挿入されています。

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