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2017年10月28日 (土)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻1棒太刀合之位7見返

曽田本その1

2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻 
 兼 大森流居合 小太刀之位
1、棒太刀合之位

七本目見返

 是ㇵ右の手尓て棒の端をさげひきづり行也敵跡よりお可ミ討ち二討所を其拍子尓連レ天見返りさ満尓左の手尓て棒の者しを取り右の手尓て中をおさへ敵のみけんを突也


読み
見返(みかえり)
 是は 右の手にて棒の端を提げ引き摺り行く也 敵跡より拝み討ちに討つ処を 其の拍子に連れて見返り様に 左の手にて棒の端を取り 右の手にて中を押え 敵の眉間を突く也


 この業は神傳流秘書の太刀合之棒七本目見返と同じでしょう。
見返
 右の手にて棒を引摺り行くを相手後より付来り打込を其儘右へ振り向き棒先を面へ突込む

読み

見返(みかえり)
 右の手にて棒を引き摺り行くを 相手後より付き来たり打込むを そのまま右へ振り向き   棒先を面へ突き込む
読み解く

   見返りは、右手で棒の端を持って棒を引き摺りながら歩いている所へ、敵が後ろから来たって拝み打ちに打ち込んで来る。
 其の気配を察するや左手で右手で持っていた棒の端を逆手に持ち、右手を棒の中ほどに摺り込むや、右廻りに振り向き様、上段に振り冠って打ち下ろさんとする敵の眉間に突きを入れる。
 この場合、敵は間境で上段に振り冠り右足を踏み込んで拝み打ちに打ち込んで来るので、我は左足を一歩踏み出して是を外し、敵が空を切ってのめる間に振り返ってその眉間を突く。と言うぎりぎりの拍子も考えられそうです。

 右廻りではなく左廻りの方法もあるでしょう。其の場合は眉間を突くより、敵の左鬢を打った方が有効のようです。
 いづれにしても、後ろから真っ向に斬られそうになる状況をどのように察知するのか、足裁きをどの様にするかなどがポイントでしょう。

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