« 曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手移9捫返 | トップページ | 曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手之移10五輪添 »

2017年10月 8日 (日)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事6本手之移9捫返

 
曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
6)本手之移
九本目捫返
捫返
 向面の事二取っ亭後へ倒さんと須るを其手を取って前へな介る
読み
捫返(もんがえし、なでかえし、ひねりかえし)
 向面の事に取って 後ろへ倒さんとするを 其の手を取って前へ投げる
参考
捕手和之事 九本目向面
 右脇を通り品二此方よりせり懸る相手よりもせり懸る処於した於し如右う津むけ二押た於し堅める
読み
向面(むこうめん)
 右脇を通りしなに 此方より競り懸かる 相手よりも競り懸かる処 押し倒し 右如く 俯けに押し倒し堅める
参考
「如右に・・」
 八本目の胸點の足で胸を蹴って突き倒すことでしょうか。
「右の如く」が良くわかりません。恐らく捕手和之事の五本目右転か六本目右詰を指しているだろうと思います。此処は、「向面」だけを参考にすれば良さそうです。

五本目右転
 如前歩ミ行亭相手手を上る処を両の手二亭指を取りわけ左の方へ引廻し又た於し砂乱の如くう津む希二引廻し亭堅める

読み
右転(うてん)
 前の如く歩み行て相手手を上る処を両の手にて指を取りわけ左の方へ引廻し又たおし砂乱れの如くうつむけに引廻して堅める

六本目右詰
 如前歩ミ行て右脇を行違ひ品二相手の右の手を我か右の手二亭取り左の手をひぢ二上亭引伏せ堅める

読み
右詰(みぎつめ)
 前の如く歩み行て右脇を行違いしなに相手の右の手を我が右の手にて取り左の手をひじに上て引伏せ堅める


読み解く
 双方相対し八文字に坐す時、相手立上ってスカスカと歩み寄り、右脇を通りしなに我が右手を取ってせり懸って後ろに倒さんとするを、我もせり懸り相手の右手をひねり返して左手を添え俯けに押し倒し堅める。

この本手之移9本目捫返はもんかえし、ひねりかえし、なでかえし、の何れかの読みでしょう。

|

« 曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手移9捫返 | トップページ | 曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手之移10五輪添 »

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手移9捫返 | トップページ | 曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手之移10五輪添 »