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2017年10月 6日 (金)

曽田本その1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事6本手之移8坐配謀

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
6)本手之移
八本目坐配謀
坐配謀
 胸天の移り也常の修行此事なしむ年を蹴る足を此方ゟ取り向へ突倒春也
*読み
坐配謀(ざはいぼう・・?)
 胸天(胸點)の移り也 常の修行此の事なし 胸を蹴る足を此方より取り 向うへ突き倒す也
参考
捕手和之事八本目胸點 
 歩ミ行相手の胸を足二亭蹴る平常の稽古二ハ此業なし子細ハ胸を蹴る故也
読み
胸點(むねてん、きょうてん)
 歩み行き 相手の胸を足にて蹴る 常の稽古には この業なし 仔細は胸を蹴る也
読み解く

*坐配謀は、ざはいぼうでしょうか。読みは不明です。
 「胸天」という業名は見当たらないのですが、夏原流和之事捕手和之事八本目「歩み行相手の胸を足にて蹴る平常の稽古にはこの業なし子細は胸を蹴る故也」とする「胸點」の業があります。點は「てん」ですから「天」と同音ですので当て字としたのでしょう。
 この業も、彼我逆転して胸を蹴られる時の返し業です。

 我が坐している所へ相手スカスカと歩み来たり、我が胸を足蹴にして来るので、その足を取って相手をあお向けに突き倒す。

 「突倒す」の文言が気になります。蹴ってくる相手の足を取るや、相手の体に浴びせて倒すなどを言うのでしょう。

 

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