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2017年11月19日 (日)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻3心持之事5障棒

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
五本目障棒
 是者外尓両人太刀尓て切合居所を我留る心持也先ツ太刀の合多流所を上ヱより其太刀をおがミ討尓打也其レ尓ても落春ば右の敵の手首を下タより小手上ケの如くはね上ㇽ也いなや亦左の敵の手首を棒の下タを以てはね上ル也両方同事也
読み
五本目障棒(さへぼう(曽田メモ))
 是は 外に両人太刀にて斬り合い居る所を我れ留める心持也 先ず太刀の合いたる所を 上より其の太刀を拝み討ちに打つ也 其れにても落ちずば 右の敵の手首を下より小手揚げの如く撥ね上げる也 いなや亦 左の敵の手首を棒の下を以って撥ね上げる也 両方同じ事也
読み解く
 是は決闘の仲裁でしょう。「障棒」の意味は棒で邪魔する、「障り棒」でしょう。
 是は、我以外の両人が太刀にて切り合っている時、我は切り合いを留める時の心得である。
 先ず互いの太刀が打ち合って拮抗した時や、青眼に構えて切っ先を合わせているなどの時、上から其の太刀を拝み討ちに打ち落とす。
 それでも太刀を落とせなければ、右側の相手の手首を下から棒で跳ね上げ即座に左側の相手の手首を下から跳ね上げる。両方同じ様に跳ね上げる心持ちである。
 この下からの撥ね上げは、複数の敵に太刀にて攻められた時にも棒の先で撥ね上げ、棒の後ろで撥ね上げ、と続け打ちが可能です。
 

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