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2017年11月15日 (水)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻3心持之事3首尾用法

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
三本目首尾用法
 是盤筆二出が多く手錬尓て合点行也跡先キき可須事第一也
 歌尓
 棒盤只あと先大事ゆ多ん春な
          突クつなぐつのち盤者やぶさ
 能々工夫可有也
読み
三本目首尾用法(しゅびようほう)
 是は 筆に出しがたく 手錬にて合点行く也 後先利かす事第一也
 歌に
 棒は只後先大事油断すな
         突くつなぐつのちは隼
能々工夫有るべき也

読み解く
 首尾用法については筆に書き著わせないので、手錬によって理解するものである。
 棒の操作は只、後先きかす事が第一に大切な事である。後先とは棒の両端の捌きでしょう。

 歌に託したとして、棒は只、一方だけでなく棒の両端を自在に扱う事が大事で、敵の跡先も油断するな。「突き つなぐ つのち はやぶさ」は、「突きつ、薙ぐ、つのちは隼」突き・薙ぐ・後は隼の様にするばかり。意味不明です。
よく工夫有るべき也。

筆に出せない事だそうですから、此処までです。

 参考に河野先生の無双直伝英信流居合兵法叢書では
「歌に 棒は只だあと先大事油断すな 突きつ なぐりつ のちは はやぶさ」とされて居ます。
 曽田先生の直筆書写ですから写し間違いなのか、河野先生がそう読み方を直されたのか解りません。

 何れにしても、棒は自在に動かせる武器です。

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