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2017年12月30日 (土)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位6流刀

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
六本目流刀(又流討共いふ 曽田メモ)
 是盤坐之多る所へ左横脇ゟ敵討かゝり来る也其時我ㇵ左の足を立少々前へふみ出之横二請流ㇲ心持尓て其侭右ノ足をふみ出之筋違尓切り跡盤春ねへ置キ柄を逆手尓取直之納ムル也
読み
六本目流刀(りゅうとう)(又流討共いふ 曽田メモ) (またながれうちともいう 曽田メモ)
 是は 坐したる所へ左脇より敵討ち懸かり来る也 其の時我は左の足を立て少々前へ踏み出し 横に請け流す心持ちにて 其の儘右の足を踏み出し筋違いに切り 跡は脛へ置き 柄を逆手に取り直し納るなり
読み解く
 六本目流刀は大江先生の改変された正座の部の請流(受流)でしょう。曽田先生の補足メモの「流討共いう」の業名は、私の資料からは検証できません。
 是は座している所へ敵が「左横脇」より討ち掛かって来る、左横脇とは何処からだか「左の横の脇」理解出来ません。左も横も脇も皆我が体の左からになってしまいます。まあ「そっちの方から」敵が討ち掛かり来るでどうでしょう。

 其の時我は左足を「左の足を立て少々前へふみ出し」、坐している前(正面)に左足を踏み出し、「横に」は左に請け流す心持にて(刀を頭上にかざし)そのまま右足を踏み出し(受け流されて体を崩す)敵に向き直り、「筋違いに」は真向打ち下ろしではなく、右から左下へ斜めに敵の(首あるいは肩)を斬る。
跡は刀を(右)脛へ置き、柄を逆手に取り直し納刀する。

 これは正面向きで座し居る時、左脇から斬り込まれています、左脇に座す敵が抜き打ちに上段から斬り込んで来る。
 それを左足を正面に踏み立てるや、刀を抜き上げ左肩を覆って受け流し、受け流されて体を崩した敵の方に向き直りつつ中腰になり右足を左前に踏み込み(斜め後ろに左足を引いて)八相から斜めに敵の首へ切り下ろす。跡は同じ・・。

 立ち上がらずに受け流してみました。この場合は刀を上に抜き上げ鞘を下に引いて頭上と左肩を囲うようにして一気に受け流す、むしろ摺り落すでしょう。この手の請け流しは、他流にもあるようです。

 座す方向と敵が立って切りかかる事、足捌きを真似れば全剣連の三本目受け流しです。

 古伝神傳流秘書の大森流之事六本目流刀(流討共言 曽田メモ)
左の肩より切て懸るを踏出し抜付左足を踏込抜請に請流し右足を左の方へ踏込み打込む也扨刀をすねへ取り逆手に取り直し納る膝をつく

 

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