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2017年10月1日 - 2017年10月7日

2017年10月 7日 (土)

曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手移9捫返

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
10、夏原流和之事
6)本手之移
九本目捫返
捫返
 向面の事二取っ亭後へ倒さんと須るを其手を取って前へな介る
読み
捫返(もんがえし、なでかえし、ひねりかえし)
 向面の事に取って 後ろへ倒さんとするを 其の手を取って前へ投げる
参考
捕手和之事 九本目向面
 右脇を通り品二此方よりせり懸る相手よりもせり懸る処於した於し如右う津むけ二押た於し堅める
読み
向面
 右脇を通りしなに 此方より競り懸かる 相手よりも競り懸かる処 押し倒し 右如く 俯けに押し倒し堅める
参考
「如右に・・」
 八本目の胸點の足で胸を蹴って突き倒すことでしょうか。
「右の如く」が良くわかりません。恐らく捕手和之事の五本目右転か六本目右詰を指しているだろうと思います。此処は、「向面」だけを参考にすれば良さそうです。

五本目右転
 如前歩ミ行亭相手手を上る処を両の手二亭指を取りわけ左の方へ引廻し又た於し砂乱の如くう津む希二引廻し亭堅める

読み
 前の如く歩み行て相手手を上る処を両の手にて指を取りわけ左の方へ引廻し又たおし砂乱れの如くうつむけに引廻して堅める

六本目右詰
 如前歩ミ行て右脇を行違ひ品二相手の右の手を我か右の手二亭取り左の手をひぢ二上亭引伏せ堅める

読み
 前の如く歩み行て右脇を行違いしなに相手の右の手を我が右の手にて取り左の手をひじに上て引伏せ堅める

 

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2017年10月 6日 (金)

曽田本その1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事6本手之移8坐配謀

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
6)本手之移
八本目坐配謀
坐配謀
 胸天の移り也常の修行此事なしむ年を蹴る足を此方ゟ取り向へ突倒春也
*読み
坐配謀(ざはいぼう・・?)
 胸天(胸點)の移り也 常の修行此の事なし 胸を蹴る足を此方より取り 向うへ突き倒す也
参考
捕手和之事八本目胸點 
 歩ミ行相手の胸を足二亭蹴る平常の稽古二ハ此業なし子細ハ胸を蹴る故也
読み
胸點(むねてん、きょうてん)
 歩み行き 相手の胸を足にて蹴る 常の稽古には この業なし 仔細は胸を蹴る也
読み解く

*坐配謀は、ざはいぼうでしょうか。読みは不明です。
 「胸天」という業名は見当たらないのですが、夏原流和之事捕手和之事八本目「歩み行相手の胸を足にて蹴る平常の稽古にはこの業なし子細は胸を蹴る故也」とする「胸點」の業があります。點は「てん」ですから「天」と同音ですので当て字としたのでしょう。
 この業も、彼我逆転して胸を蹴られる時の返し業です。

 我が坐している所へ相手スカスカと歩み来たり、我が胸を足蹴にして来るので、その足を取って相手をあお向けに突き倒す。

 「突倒す」の文言が気になります。蹴ってくる相手の足を取るや、相手の体に浴びせて倒すなどを言うのでしょう。

 

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2017年10月 5日 (木)

曽田本その1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手之移8坐配謀

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
10、夏原流和之事
6)本手之移
八本目坐配謀
坐配謀
 胸天の移り也常の修行此事なしむ年を蹴る足を此方ゟ取り向へ突倒春也
*読み
坐配謀(ざはいぼう・・?)
 胸天(胸點)の移り也 常の修行此の事なし 胸を蹴る足を此方より取り 向うへ突き倒す也
参考
捕手和之事八本目胸點 
 歩ミ行相手の胸を足二亭蹴る平常の稽古二ハ此業なし子細ハ胸を蹴る故也
読み
胸點(むねてん、きょうてん)
 歩み行き 相手の胸を足にて蹴る 常の稽古には この業なし 仔細は胸を蹴る也
 

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2017年10月 4日 (水)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事6本手之移7九寸返

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
6)本手之移
七本目九寸返
九寸返
 抜捨の通り抜付を留処を振り向て中に入りたを春也
読み
九寸返(きゅうすんかえし)
 抜捨の通り抜き付くを留める処を 振り向いて中に入り倒す也
参考
夏原流和之事 捕手和之事七本目抜捨
 相手の左の脇を行通り品二合手の左の手を我が左の手二亭取り後へ廻る相手左之手二亭後へ婦り向小太刀を抜付類を右の手二亭留左の手を放シひぢ二添へて引た於し堅める
読み
 相手の左脇を行き通りしなに 相手の左の手を我が左の手にて取り後ろへ廻る 相手左の手にて後へ振り向き小太刀を抜き付けるを 右の手にて留め 左の手を放し肘に添えて引き倒し堅める
読み解く
 抜けだらけで文章を読んだだけでは九寸返がひらめきません。本手之移の九寸返は彼我逆転したもので抜捨で我が引き堅められそうになる処を返す業です。
 
業名の九寸返は、小太刀の寸法でしょうか。
相手、我が左脇を通りしなに、左手で我が左手を取って後ろへ廻りこむ、我は振り向きざまに小太刀を抜いて抜き付けるのを、相手は右手で我が右手首を制し左手を放すその機に中に入り押し倒し堅める。

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2017年10月 3日 (火)

曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手之移7九寸返

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
10、夏原流和之事
6)本手之移
七本目九寸返
九寸返
 抜捨の通り抜付を留処を振り向て中に入りたを春也
読み
九寸返(きゅうすんかえし)
 抜捨の通り抜き付くを留める処を 振り向いて中に入り倒す也
参考
夏原流和之事 捕手和之事七本目抜捨
 相手の左の脇を行通り品二合手の左の手を我が左の手二亭取り後へ廻る相手左之手二亭後へ婦り向小太刀を抜付類を右の手二亭留左の手を放シひぢ二添へて引た於し堅める
読み
 相手の左脇を行き通りしなに 相手の左の手を我が左の手にて取り後ろへ廻る 相手左の手にて後へ振り向き小太刀を抜き付けるを 右の手にて留め 左の手を放し肘に添えて引き倒し堅める

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2017年10月 2日 (月)

曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事6本手之移6勝骰

曽田本その1
1.神傳流秘書を読み解く
10、夏原流和之事
6)本手之移
六本目勝骰
勝骰
 右請の通り耳我可手を取り伏セんと須るを直耳支耳中耳入る
読み
勝骰(かつさい、しょうさい)
 右請の通りに 我が手を取り伏せんとするを 直ぐに機に中に入る
参考
捕手和之事六本目右請
 如前歩ミ行て右脇を行違ひ品二相手の右の手を我か右の手二亭取り左の手をひぢ二上亭引伏せ堅める
読み
 前の如く 歩み行きて 右脇を行き違いしなに 相手の右の手を我が右の手にて取り 左の手を肘に上げて引き伏せ堅める
読み解く
 楽々対座する時相手立ち上がって歩みより、我が右脇を通りしなに、右手で我が右手を取り左手をひじに掛けて引き伏せようとする、その機をとらえて相手の中に入り・・ここまでがこの業の手附です。
後は、状況次第にどうぞと言っているようです。逃れるだけならば、でんぐり返しもいいかもしれません。

この業名の勝骰は、かつさい、しょうさい、しょうず、しょうとうなどの読みでしょう。
骰はさいころです。

 

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2017年10月 1日 (日)

曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事6本手之移6勝骰

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
10、夏原流和之事
6)本手之移
六本目勝骰
勝骰
 右請の通り耳我可手を取り伏セんと須るを直耳支耳中耳入る
読み
勝骰(かつさい、しょうさい)
 右請の通りに 我が手を取り伏せんとするを 直ぐに機に中に入る
参考
捕手和之事六本目右請
 如前歩ミ行て右脇を行違ひ品二相手の右の手を我か右の手二亭取り左の手をひぢ二上亭引伏せ堅める
読み
 前の如く 歩み行きて 右脇を行き違いしなに 相手の右の手を我が右の手にて取り 左の手を肘に上げて引き伏せ堅める
 

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