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2017年10月29日 - 2017年11月4日

2017年11月 4日 (土)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒立合之巻2棒合五ツ3請込ミ

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
2、棒合五ツ
 
三本目請込ミ
 亦上より打所を両手尓て棒の両端をとり十文字二請下タ下タと張ル也仕廻盤右尓て請ル也
読み
 三本目請込ミ(さんぼんめうけこみ)
 亦 上より打つ所を 両手にて棒の両端をとり 十文字に請け 下 下と張る也 しまいは右にて請ける也

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2017年11月 3日 (金)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻2棒合五ツ2立合

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
2、棒合五ツ
 
二本目立合

 是盤楽々左の手尓て棒の中を持チ近ク立合也楽々右手尓て棒の上の者之を逆手尓取り右の足を跡へ一足引キ逆様尓合セ亦楽々右の手を上ェあげ下タを合セ巻き捨ルなり
読み
 是は 楽々左の手にて棒の中を持ち近く立合う也 右手にて棒の上の端を逆手に取り 右の足を跡へ一足引き逆様に合わせ 亦楽々右の手を上へ上げ下を合せ巻き捨てる也
読み解く

相方とも棒の中程を左手で持って、やや右足を前にして近間に立っています。棒は6尺前後以上を云いますから太刀の場合の間よりやや遠いはずです。
  慣れないうちは特に遠間でのびのびと大きく打ち合った方が良いかも知れません。
 棒を左手で中程を持って左脇に自然に付け棒の先を下に向け斜めにして持つのでしょう、   左脇に杖に立てるも在りでしょう、あるいは、棒の先端を上に上げ相手の眉間につけるも在りでしょう。

 相手右足を引いて我が右面を打って来る。我は棒の上の端を右手を逆手にし取るや右足を一歩引き様に是に応じて棒を合せる。
 右手を下げ左手を棒の上に摺り込み棒を返して右手を上にして右足を踏み込み相手の右膝を打つ相手一歩下がり是を受ける、即座に相手の棒を下から巻き込んで右へ巻き捨て、相手の水月に付け詰める。

手付けは巻き捨てて業を終わっていますが、詰めておきます。

参考に神傳流秘書 棒合 二本目 立合
 如前立合棒を逆手二取り下を上二亭合又下二亭合せ巻捨る前之通り持立合たる時両方の手二亭逆手二取足を引て下を上尓て合又下二亭合遣方より左へ巻捨る

読み
立合(たちあい)

 前の如く立合い 棒を逆手に取り 下を上にて合せ 又 下にて合せ 巻捨てる
前の通り持ち 立合いたる時 両方の手にて逆手に取り 足を引いて下を上にて合せ 又 下にて合せ 遣方より左へ巻き捨てる
「如前立合」「前之通り持立合たる時」
追込:「両方棒を左の手尓て持杖二突き・・」
読み解く
 前の如く立合う、ですから棒を杖に突いて左足先に立て、左手で胸の辺りに添えて右足をやや引いてやや半身に双方立って出合います。
 相手「棒を逆手に取り」は左手の下方に右手の拇指を下向きに逆手に添え、「下を上にて合せ」は棒を、右肩から廻して地に突いていた棒の先を上にして、左面に打込んできます。
 遣方も同様に左足を引いて之を請ける。
 遣方即座に左手を引きつつ、棒の先へ右手を滑らせ、左肩から廻して左足を踏み替え左手を前にして相手の右足を打つ、相手も同様にして右足を踏み替え之を請ける。
 相手請けるや、下らんとする処、遣方より棒の先を上げつつ相手の棒を左に巻き捨て、棒の先を相手の水月に詰める。

 

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2017年11月 2日 (木)

戊戌(つちのえいぬ・ぼじゅつ)

 平成30年2018年は戊戌(つちのえいぬ・ぼじゅつ)です。

 明治維新1868年から150年、先の無条件降伏昭和20年1945年から73年経ちます。去年の「干支を読む」にも、同じ書き出しでした。
 明治維新の列強に追いつけ追い越せとも、日清、日露の勝ちに乗って戦争に突き進んでいった時代とも、先の敗戦後の思想的にも自信を無くし、復興とはエコノミックアニマルである事とも違う時代を人々が望んでいるような気がします。
 それは一部の国だけや、其の中の一部の人だけの繁栄によって何となく潤うものとは違う、かと言って福祉の名を借りた怠け者まで保護するものとも違うのです。
 ですから、決して、人気取りによる政治や、自分たちが勝つだけの戦略ばかりで、何処に向っていくのかの思いが伝わってこない、そんな中からは目先の事ばかりで新しい時代は来ないと思われます。
 一人一人が、言うべき事を責任を以て言う事が望まれるのではないのでしょうか。居場所がなくなる事を恐れていては何も変わらないのでしょう。
 
 この「干支を読む」も2009年暮れに2010年の寅年から書き始めたので8年分書いて来た事になります。
 戊戌(つちのえいぬ・ぼじゅつ)の年を遊んでみます。
1、戊戌(つちのえいぬ・ぼじゅつ)、十干十二支の組み合わせの35番目
 「戊」の文字の意味するもの。
 つちのえ(土陽兄)、ほこ、まさかり(鉞)に似た武器を描いた象形文字。
 無理やりに進む、植物が無理やり地表を破って顔を出す。
 
 「戌」の文字の意味するもの。
 イヌ、十二支の十一番め、時刻では今の午後八時及びその前後の二時間。
 方角では北西、動物では犬、五行では土。
 ホコの象形文字、農民が収穫したものを外敵から奪われない様武器で守る時期。
 「まもる」人と戈の会意文字で、兵士が武器を持って警備に立つこと。
 「戌」の別字「戍」
 
2、 「戊」の熟語、「戊」のつく漢字
  戊夜(ぼや)・戊子・戊牛・戊虎・戊卯・戊辰・
 戊巳・戊午・戊未・戊申・戊酉・戊戌・戊亥・
 戊戌戊政変・戊辰戦争
 
3、「戌」の熟語 「戌」のつく漢字
 屈戌(くつじゅつ)・戊戌・戌井・戌亥
 
4、戊・戌・犬の諺
  ・犬も歩けば棒にあたる
       出しゃばるからわざわいにあう。
               何かやっているうちに幸運に会う。
 ・犬も食わぬ
       犬も食わぬほど忌み嫌うこと。
 ・尾を振る犬は叩かれず
       従順な者は誰もひどい事をしない。
 ・飼い犬に手を噛まれる 
       可愛がっていた人から思いがけず害を請ける
 ・夫婦喧嘩は犬も食わぬ
       夫婦喧嘩は内輪のつまらぬ争い、
               他人がとやかくしない。
 ・犬猿もただならず
       犬と猿の仲よりもっと悪い仲。
 ・主憂うれば犬痩す
       主人に心配事があれば飼い犬も痩せる。
 ・犬馬の労
       主人や他人に力を尽くすへりくだった言葉。
 
5、戌・犬を詠んだ俳句 
 草枕犬も時雨るるか夜の声     芭蕉
 またうどな犬踏みつけて猫の恋  蕪村
 戸に犬の寝かへる音や冬籠    蕪村
 犬どもがよけてくれけり雪の道   一茶
 犬の子やかくれんぼする門の松  一茶
 江戸衆や庵の犬にもお年玉    一茶
 古郷や犬の番する梅の花      一茶
 
6、犬・戌を祀ってある神社
 ・老犬神社     秋田県大館市十二所葛原
 ・犬の宮・猫の宮 山形県東置賜郡高鼻町
 ・三峰神社     埼玉県秩父市三峰山
 ・武蔵御嶽神社  東京都青梅市武蔵御嶽山
 ・黒犬神社     静岡県藤枝市藤枝鬼岩寺
 ・霊犬神社     静岡県磐田市見付
 ・伊奴神社     愛知県名古屋市西区稲生町  
 
 
7、戊戌生まれの性格と有名人2018年に還暦を迎えます
 ・性格 
 戊戌の性格は、地味でありながら、プライドが高い人です。そのため頑固で目上に対しての反逆精神も旺盛です。その上、自分らしさを優先するため単独行動を好みます。
 凝り性で豊かな知識があります。また努力家で、とても堅実なため、目下に対しては面倒見が良く大事にします。
 
 ・有名人
 石川さゆり・時任三郎・松原千明・萬田久子・
  陣内孝則・玉置浩二・岩崎宏美・小室哲哉・
  宮崎美子・久本正美・森昌子・樋口可南子えetc

8、戊戌はどんな年だったのでしょう。
 
戊戌の年は60年ごとに巡ってきますから、60年前から遡ります。

・昭和33年1958年
 昭和天皇
 第2次岸信介内閣総理大臣
 インドネシアと平和条約・インドと通商協定・
 日中民間貿易協定・・狩野川台風・
 インスタントラーメン発売・テレビ受信契約100万突破・
 横山大観没す・米人工衛星打ち上げ成功
・明治38年1898年
 明治天皇
 伊藤・大隈・山県内閣総理大臣
 葉タバコ専売実施・第五回総選挙・
 第六回総選挙
・天保9年1838年
 仁孝天皇
 徳川家斉・徳川慶喜将軍
 佐渡一国騒動・都々逸流行
・安永7年1778年
 後桃園天皇
 徳川家治将軍
 ロシア船蝦夷厚岸に来航
・享保3年1718年
 中御門天皇
 徳川吉宗将軍
 広島藩の農民新政に反対し頭庄屋
 などを打ちこわす
 中国船との密貿易を厳禁す
 伊勢おかげ参り流行
・万治元年1658年
 後西天皇
 徳川家綱将軍
 江戸町々間数絵図をあらわす
 江戸に常火消設置
 諸国に風水害おこる
・慶長3年1598年
 後陽成天皇
 豊臣秀吉
 小西行長明軍に和平を求める
 朝鮮出兵から帰国
 秀吉諸大名に秀頼に忠節を誓う誓書をとる
 秀吉死す
・天文7年1538年
 後奈良天皇
 足利義晴将軍
 北条氏綱、下総葛西城を落とす
 大内義隆、山名氏を攻め自殺させる
 近畿、関東に大洪水
 諸国に悪疫流行
・文明10年1478年
 後土御門天皇
 足利義尚将軍
 畠山政長管領
・応永25年1418年
 称光天皇
 足利義持将軍
 畠山満元管領
 京都大火
・延文3年1358年
 後光厳天皇・後村上天皇
 足利尊氏将軍
 細川清氏執事
 天竜寺火災
 足利尊氏没す
・永仁6年1298年
 後伏見天皇・伏見天皇
 久明親王将軍
 北条貞時執権
 鑑真和上東征伝絵巻
 延暦寺戒壇・講堂など焼失
・暦仁元年1238年
 四条天皇・後堀河天皇
 藤原頼経将軍
 北条泰時執権
 将軍頼経上洛し検非違使別当となる
 浄光、勧進して鎌倉深沢に大仏建立
・治承2年1178年
 高倉天皇・後白河天皇
 関白藤原基房
 延暦寺の堂衆と学徒の争い激化、法皇、
 清盛に学徒の援助を命ず
・元永元年1118年
 鳥羽天皇・白河天皇
 関白藤原忠実
 京都に大風、多くの殿舎が倒壊
以下略す
 
 日本という国は何処に向って舵をとっているのでしょう。
 衆議院の解散が突然あって其の解散理由も不明瞭ならば、解散によって国民に審議を問う内容も不明瞭でした。
 野党の政策もよく解らないし、与党の反対をしているだけにしか思えませんでした。結果は与党が過半数を得て、またこの国はどこに向って行くのか不明瞭な政治が始まりました。
 市長選のように総理は国民投票として人物を選べる仕組みに替えなければ日本丸は太平洋でクルクル回っている様です。
 あんな市長では何もできないと言われながら3選している市長も居る。何もさせないのは、批判は出来ても何もしない廻りの人達かも知れない。
 
 企業のモラルも行政の基準も何処かおかしい、契約した基準値を守らない嘘つき、資格も無い者に検査を任せて印鑑だけのチェック。
 是等は、本来その基準値が必要だったのかよりも、契約違反が優先するのは当然ですが、それで安全性はどうなのかの実態は無視してとにかくマスコミがまくし立てるものなのか。
 受注企業には、誤魔化してもコスト優先で発覚しなければいいとして、ごまかしが出来ない者は、其の企業にとって優秀な人材ではないというおかしな悪習もあったりして。
 
 管理基準のチェックを有資格者が実施しなければならないとするならば、チェック量と有資格者の数が問題で、まずそこを明確にしておかなければ何度でも違反が発生する。
 有資格者で無くとも訓練を受けた人でも充分有効なチェック部分は誰がチェックしたかを明確にして、それを有資格者が認知すればいいものもある筈でしょう。
 四角四面の押し付け行政に振り回されているだけでは、無駄なコストが発生するだけで仕事をしていると思えない。
 守らせる行政と守る企業とは車の両輪であるべきで、常に双方で見直す心構えが必要でしょう。
 何年も続いて来た、ごまかしが発覚した原因は何でしょう。
 働く者と企業とにギャップがあり過ぎるのではないでしょうか。内部告発は消費者にとっては素晴らしい現象です。自慢できない自社を憂うる心から出たものならばですが。
 戊戌の年には、もっと見える日本に切り替わってほしいものです。やってはならない事はやらない、それが人間でしょう。
 北朝鮮の求めるものは何なのでしょう、何処からもそれを聞かされた気がしません。
 北朝鮮も求めるものを大声で言わなければただのヤクザが取り籠っているに過ぎないような国家に思えてしまいます。
 それでは、腕力か、飴玉を与えて解決するしかないように思えてしまいます。
 無差別殺戮の準備が出来ても何も解決しないでしょう。
 北からの攻撃に、避難しろと言っても避難場所など今の日本の住まい環境では不可能に近い。
 核の反対を叫びながら、状況判断から核の傘による安保をもって、国として反対をしない政権の不思議。反対ではない様に聞こえます。
 反対であるが、核の傘にはちゃんと潜って生きのびたいみたいです。無差別殺戮をやった米国にいつまで隠れているのでしょう。
 計画に基づいた防衛力強化として防衛備品の整備だそうです。整備には人も要るのです。金もかかるのです。国産ならいざ知らず米国から買うばかり。何処かおかしい。
 憲法改正も改正内容が見えません。
 それなのに憲法改正をしたいから衆議院を解散して改正の良し悪しを問う選挙をやって勝ったから進める、では変です。
 此処を改正すると、この様な国になって、この様に幸せになるとはだれも言わない様です。
 少子化を産めよ増やせよと改善するのは良いのですが、年齢の分布はいつまでにどのような構成になる様にするのでしょう。
 どんどん国内から海外に生産拠点を移している日本の企業です。産業空洞化を押える政策が全然見えてきません。
 労働人口は増えたが働く場所が無いのでは困ったものです。
 キャッシュレスの時代がひたひたと押し寄せオリンピックまでには進んでいなければ他国の人に見捨てられそうです。
 反面、サービス業から人がはみ出てしまう、その行き場も必要です。
 企業は一国のものからグローバルなものに転換せざるを得ないのでしょう。
 日本と言う国の行政から抜け出ていく様です。
 じたばたしているのは、政治家ばかりです。産業が無ければ政治家も半分以下で充分です。
 食料の自給率の低下は農業政策の無策によるのでしょう。
 若い人口の増加に合わせた農業・漁業などの産業の方向性を明確に打ち出すべきでしょう。飯は自分で食うのが基本でしょう、そのための戦略が無ければならない筈です。
 古い農業政策による利権にも手を付ける頃合いでしょう、保護主義では育つものも育たない。無策なくせに保護政策で農家から選挙の票を集めても衰退していくばかりです。
 再生可能なエネルギー開発はほったらかされ、原発再開ばかりが気になります。使用済み燃料のリサイクルはおろか廃棄もままならず、福島の二の舞をするのが落ちでしょう。
 帰りたい故郷がありながら、帰れない、帰っても子供を育てるには時間が経ち過ぎた悲しい現実。
 再生可能なエネルギー機器の開発はこの国でも十分可能です。どこぞの国から原発機器と燃料を買ってご機嫌取して居る様に見えてしまいます。
 地球温暖化は止まりそうもありません。
 気候変動は想定外では無く想定した上での生活環境の指針を打ち出す必要がありそうです。
 地球内部の動きは想定外を許しそうもない。想定してどう対処するのか示す必要があります。
 日本語があるのに、置き去りにして英語教育が優先の教育政策の様に思えます。日本国なんて要らないと思っている様に聞こえます。
 武道教育だそうです。武道って人殺しの教育ですか。天皇陛下万歳と叫んで又、産めよ増やせよした我が子を殺す気でしょうか。
 医療の遅れも気になります、愛する子供の内臓移植に多額の金を集めて海外に願いを込める父母、何処か間違っていませんか。 
 忖度、臭いなー。
 取り巻きも、官僚も・・・いうべきことは、言って膿を出す。
 思いつくままに・・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒立合之巻2棒合五ツ2立合

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
2、棒合五ツ
 
二本目立合

 是盤楽々左の手尓て棒の中を持チ近ク立合也楽々右手尓て棒の上の者之を逆手尓取り右の足を跡へ一足引キ逆様尓合セ亦楽々右の手を上ェあげ下タを合セ巻き捨ルなり
読み
 是は 楽々左の手にて棒の中を持ち近く立合う也 右手にて棒の上の端を逆手に取り 右の足を跡へ一足引き逆様に合わせ 亦楽々右の手を上へ上げ下を合せ巻き捨てる也

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2017年11月 1日 (水)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻2棒合五ツ1追込ミ

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
2、棒合五ツ
 
一本目追込ミ

 上ェ下タ上ェ下タ下タ右を打出ス時盤右の足を先ェ出し左の下を合スル時ㇵ左の足を出し仕廻盤右の足尓て詰る也
読み
 上 下 上 下 下 右を打ち出す時は右の足を先へ出し 左の下を合する時は左の足を出し 終いは右の足にて詰める也
読み解く
 この棒合五つは 古伝神傳流秘書の棒術の第一項にある棒合(是は坂橋流之棒也と言う)に同じものと考えられます。
 項目の順序が前回の英信流目録第一項棒太刀合之棒八本が古伝神傳流秘書では第二項太刀合い之棒でしたから、英信流目録と神傳流秘書とでは入れ替わっています。
 曽田本は伝書を誰からいつ見せられ、いつ書写されたのかが不明ですから原本の所在がつかめません。明治以降の混乱から土佐の居合の乱れを目の当たりにされ、業技法の原点を曽田先生は純粋に追い求められたのでしょう。
古伝神傳流秘書の棒合
一本目追込
上下上下と合張り又一方を打懸て勝
両方棒を左の手尓て持杖二突立合上を合下を合又上を合又下を合遣方より一方二亭張り又一方を打懸て勝也
読み
追込(おいこみ)
 上下 上下と合い張り 又 一方を打懸けて勝つ
 両方棒を左の手にて持ち 杖に突き立ち合う 上を合わせ下を合わせ 又 下を合わせ 遣方より一方にて張り 又 一方を打ち懸けて勝也

 双方とも棒を左手に持ち杖(つえ)に突き立合う。左手の位置は自然体で握り易く杖(つえ)を突く位置、棒の中程でしょう。杖ならば杖の上を掌で被せてもいいでしょう。

 一本目は業名「追込」ですから、相手が先に棒に右手を懸け仕掛けて来るのに応じ、遣方が追い込んで行き、相手は下って行く打ち合いを想定して見ます。

 双方棒を左手で杖(つえ)を突く様に持ち、棒の先を左足先前に付け右足をやや後ろに退いて立つ。
 相手、棒を持つ左手の下に右手を逆手に添え、左手を滑らせて棒の上方を持ち、右肩から廻して右足を踏み込んで我が左面に打ち懸けて来る、遣方も同様に右足を踏み込んで相手の棒に打ち懸けて之を留める。

 遣方透かさず左足を右足踵に踏込み棒を右肩に取るや右足を踏み込んで打方の右足に打込む。
 相手棒を右肩に担ぎ打込まんとするが、遣方に攻め込まれ右足を引いて左足に引き付け左足を引くや、右足前で同様に遣方の棒を請ける。

 遣方、左手を引いて右手を棒の先に滑らせ、左手を棒の中程まで滑らせ左肩に廻し取るや左足を踏み込んで、相手の右面を打つ、相手右足を引いて同様に之を請ける。
 遣方、透かさず右足を左足に引き付け、同様に棒を左肩に取るや、左足を踏み込んで相手の左足に打込む。
 相手、左足を右足に引き付け、右足を引いて之を請ける。

 遣方、左足に右足を引きつけ、棒を振り上げ、左足を踏み込んで相手の右足に打ち懸かる、相手是を退き乍ら請ける、遣方即座に左足に右足を引き付け乍ら右手を後方に引いて左手を滑らせ棒の先を握り、右肩から棒を廻し乍ら右手を棒中に滑らせ右足を踏み込んで打方の左面を打ち勝つ。
 双方、右半身で棒を合せ元の位置に戻る。 


 英信流目録の棒合五ツの抜けを神傳流秘書の棒合が補っています。
 追込みですから遣方にどんどん攻め進んでもらいました。
棒は上下は有りませんから、上下を返して打ってみました。刀と同様に一方を先端として、手を持ち替えずに順の打ち逆の打ちなども追い込みながら詰めて行かれるでしょう。

 

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2017年10月31日 (火)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻2棒合五ツ1追込ミ

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
2、棒合五ツ
 
一本目追込ミ

 上ェ下タ上ェ下タ下タ右を打出ス時盤右の足を先ェ出し左の下を合スル時ㇵ左の足を出し仕廻盤右の足尓て詰る也
読み
 上 下 上 下 下 右を打ち出す時は右の足を先へ出し 左の下を合する時は左の足を出し 終いは右の足にて詰める也

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2017年10月30日 (月)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻1棒太刀合之位8袖返

曽田本その1

2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻 
 兼 大森流居合 小太刀之位
1、棒太刀合之位

八本目袖返シ

 是盤敵ハ太刀を車尓構ヱ居也我ㇵ棒尓て上より討也其所を敵横尓なくる也我其所を懸ケ太刀の裏を廻し棒の先キ尓てみけんを突也 以上八本


読み

袖返シ(そでかえし)
 是は 敵は太刀を車に構え居る也 我は棒にて上より討つ也 其の所を敵横になぐる也 我其の所を懸け太刀の裏を廻し 棒の先にて眉間を突く也 以上八本


読み解く
 この業も古伝神傳流秘書の坂橋流之棒の太刀合之棒の八本目に同じ呼称で存在します。袖返
 棒より打込むを横に拂をはつし棒の先を突付る心二亭面に勝 我ハ棒を左の手二亭突敵ハ車に構へて居相手太刀を右車二構我棒を左の手二亭杖二突居る処へ右の手を添へ棒より打込むを横二拂ふをはつして棒の先を面二突込む心二亭勝  

神傳流秘書坂橋流之棒八本目袖返シの読み
 棒より打ち込むを横に拂うを外し 棒の先を突き付ける心にて面に勝つ 我は棒を左の手にて突き 敵は車に構えて居る 相手太刀を右車に構え 我れ棒を左の手にて杖(つえ)に突きいる処へ 右の手を添え棒より打ち込むを 横に拂うを外して 棒の先を面に突き込む心にて勝つ
*
 英信流目録は、「是は敵は太刀を車に構えて居る」、我の構えの指定はありません。
 神傳流秘書では、「我ハ棒を左の手二亭突」ですから杖に突いて行くのでしょう。

 敵が太刀を車に構えて待つ処、我は左手で棒の端を持って杖について行き、間境で右手を棒の中に持ち上段に冠り右足を大きく踏み込んで真向に打ち込む。
 敵は透かさず棒を車の構えから横に薙ぎ払う。
 相懸けになった処を我は太刀の下から棒を太刀の裏に廻し太刀を打ち外して敵の眉間に突き込む。

 神傳流秘書では、相懸けにならずに、「棒より打込むを横に拂を」はずして面に突き込んでいます。

 以上で「棒太刀合之棒八本]は終わります。次回は「2、棒合五つ」です。棒合ですから棒と棒でしょう。
 


 

 

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2017年10月29日 (日)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻1棒太刀合之位8袖返

曽田本その1

2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻 
 兼 大森流居合 小太刀之位
1、棒太刀合之位

八本目袖返シ

 是盤敵ハ太刀を車尓構ヱ居也我ㇵ棒尓て上より討也其所を敵横尓なくる也我其所を懸ケ太刀の裏を廻し棒の先キ尓てみけんを突也


読み
袖返シ(そでかえし)
 是は 敵は太刀を車に構え居る也 我は棒にて上より討つ也 其の所を敵横になぐる也 我其の所を懸け太刀の裏を廻し 棒の先にて眉間を突く也

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