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2017年11月12日 - 2017年11月18日

2017年11月18日 (土)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻3心持之事5障棒

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
五本目障棒
 是者外尓両人太刀尓て切合居所を我留る心持也先ツ太刀の合多流所を上ヱより其太刀をおがミ討尓打也其レ尓ても落春ば右の敵の手首を下タより小手上ケの如くはね上ㇽ也いなや亦左の敵の手首を棒の下タを以てはね上ル也両方同事也
読み
五本目障棒(さへぼう(曽田メモ))
 是は 外に両人太刀にて斬り合い居る所を我れ留める心持也 先ず太刀の合いたる所を 上より其の太刀を拝み討ちに打つ也 其れにても落ちずば 右の敵の手首を下より小手揚げの如く撥ね上げる也 いなや亦 左の敵の手首を棒の下を以って撥ね上げる也 両方同じ事也

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2017年11月17日 (金)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻3心持之事4一本之棒

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
四本目一本之棒
 是盤我一本二敵を討也一心の古ら之一心不乱と可討也若亦請多らハい奈や手本を上ヶ敵の眼を突事かんよふ也敵のおこ多りを可討也
読み
四本目一本之棒(いっぽんのぼう)
 是は 我一本に敵を討つ也 一心残らじ一心不乱と討つべき也 若し亦請けたらばいなや手元を上げ敵の眼を突く事肝要也 敵の怠りを討つべき也
読み解く
 我は棒一本で敵を討つもので、一心残さず、一心乱さずに此処とばかりに討ち込むものだ。
 若し打ち込まれて請けたならば即座に手元を上げて敵の眼を突く事が肝要である。
 敵の怠り(隙)を討つものである。

 武蔵の兵法三十五箇条の26条に「残心・放心は事により時にしたがふ物也 我太刀を取て常は意のこゝろをはなち心のこゝろをのこす物也 又敵を慥に打時は心のこゝろをはなち意のこゝろを残す 残心放心の見立 色々ある物也 能々吟味すべし」と有ります。

 柳生宗矩の兵法家伝書の活人剣に「心をかへす事 一太刀うって、うったよとおもへば、うったよとおもふ心がそのまゝそこにとヾまる也。うった所を心がかへらぬによりて、うっかりと成りて二の太刀を敵にうたれて、先を入れたる事も無に成り、二の太刀をうたれて負也。心をかへすと云ふは、一太刀うったらば、うった所に心ををかず、うってから心をひっかへして敵の色を見よ・・われはうったとおもふて心をとゞめて油断する。敵はうたれて、気が出ると覚悟すべし。」

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2017年11月16日 (木)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻3心持之事4一本之棒

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
四本目一本之棒
 是盤我一本二敵を討也一心の古ら之一心不乱と可討也若亦請多らハい奈や手本を上ヶ敵の眼を突事かんよふ也敵のおこ多りを可討也
読み
四本目一本之棒(いっぽんのぼう)
 是は 我一本に敵を討つ也 一心残らじ一心不乱と討つべき也 若し亦請けたらばいなや手もとを上げ敵の眼を突く事肝要也 敵の怠りを討つべき也
 

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2017年11月15日 (水)

第九回古伝研究の集い

回古伝研究の集い

 

 古伝神傳流秘書を曽田虎彦先生の書き写された直筆本から読み解いて同じ思いの仲間を募って、その古伝研究をやってまいりました。

 今回は第九回目の御案内をいたします。

 

内容:古伝神傳流秘書による大剣取

    古伝英信流目録による小太刀之位

 

 講義とか実演では無く、参加していただき木刀及び小木刀を持って古伝の解釈及び形の稽古をご一緒にさせていただきます。
 異なる伝承の方々と一つの教本から古伝研究を実施する中で、「私はこの『古伝』はこう解釈する」と自由な考え方から幾つもの疑問を解きほぐして見たいと思います。

 ご参加いただいた方が、師匠であるとご認識いただければ幸いです。

 

1、期日:平成29年12月14日(木) 

             1500分~1700

   平成30年 1月25日(木)  

   1500分~1700

 

2、場所:1214日(木)鎌倉体育館 

                                 格技室

      125日(木)見田記念体育館 

                                多目的室

 

   使用会名:湘南居合道研修会 鎌倉道場

 

3、住所

:鎌倉体育館 

248-0014

神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-9-9

 TEL0467-24-3553

 

:見田記念体育館

248-0014

神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-13-21

 TEL0467-24-1415

4、アクセス:JR横須賀線・総武線快速

        鎌倉駅東口下車海岸方向へ

 徒歩10分~12分(駐車場鎌倉体育館あり)

 

5、費用:会場費割勘のみ(500円)

6、参加の御連絡はこのブログへコメント
    
していただくか直接ご来場ください。

 
7、御案内責任者 ミツヒラ

 

                               平成29年11月14日

 

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曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻3心持之事3首尾用法

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
三本目首尾用法
 是盤筆二出が多く手錬尓て合点行也跡先キき可須事第一也
 歌尓
 棒盤只あと先大事ゆ多ん春な
          突クつなぐつのち盤者やぶさ
 能々工夫可有也
読み
三本目首尾用法(しゅびようほう)
 是は 筆に出しがたく 手錬にて合点行く也 後先利かす事第一也
 歌に
 棒は只後先大事油断すな
         突くつなぐつのちは隼
能々工夫有るべき也

読み解く
 首尾用法については筆に書き著わせないので、手錬によって理解するものである。
 棒の操作は只、後先きかす事が第一に大切な事である。後先とは棒の両端の捌きでしょう。

 歌に託したとして、棒は只、一方だけでなく棒の両端を自在に扱う事が大事で、敵の跡先も油断するな。「突き つなぐ つのち はやぶさ」は、「突きつ、薙ぐ、つのちは隼」突き・薙ぐ・後は隼の様にするばかり。意味不明です。
よく工夫有るべき也。

筆に出せない事だそうですから、此処までです。

 参考に河野先生の無双直伝英信流居合兵法叢書では
「歌に 棒は只だあと先大事油断すな 突きつ なぐりつ のちは はやぶさ」とされて居ます。
 曽田先生の直筆書写ですから写し間違いなのか、河野先生がそう読み方を直されたのか解りません。

 何れにしても、棒は自在に動かせる武器です。

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2017年11月14日 (火)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻3心持之事3首尾用法

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
三本目首尾用法
 是盤筆二出が多く手錬尓て合点行也跡先キき可須事第一也
 歌尓
 棒盤只あと先大事ゆ多ん春な
          突クつなぐつのち盤者やぶさ
 能々工夫可有也
読み
三本目首尾用法(しゅびようほう)
 是は 筆に出しがたく手錬にて合点行く也 後先利かす事第一也
 歌に
 棒は只後先大事油断すな
         突くつなぐつのちは隼
 能々工夫有るべき也

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2017年11月13日 (月)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻3心持之事2込入之棒

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
二本目込入之棒
 是者敵我を上より打所を我両手尓て棒の両者之を取中尓て請ヶ左の足を一足込ミ其侭棒の下タを以天敵の右のホヲベタを討つ也いなや上より亦討也之てみれは其侭之れる也
読み
 二本目込入之棒(こみいりのぼう)
 是は 敵我を上より打つ所を 我両手にて棒の両端を取り中に請け 左の足を一足込み 其の侭下を以って敵の右の頬べたを討つ也 いなや上より亦討つ也 してみれば其侭しれる也
読み解く

是は敵が上から打ち込んで来るのを、棒の両はしを持って、棒中で請け留め、左足を一足踏み込んで其のまま、棒の下で敵の頬べたを打つ、即座に上から打ち込むなりして見ればわかる事である。

 ここは何を言いたいのか即座に解りませんが、業を演じて見れば解かると言うのです。
 敵に真向から打ち込まれたならば、棒の両端を持って右足を前にして十文字に請け、左足を踏み込んで、左手を棒の中に摺り込み、右手を下げて敵の右頬を打つや否や、右足を踏み込み、右手後ろに引き棒先に左手を擦り込み、左手を左腰に引き付け乍ら右手を棒中に摺り込み右肩から廻して敵の頭上に打ち下ろす。

 そうすれば、何かがわかるよ、と云うのでしょう。題が、込入之棒ですから敵との間と間合いを外さず攻め立てる。その際の棒の前後の入れ替えによる手の裡などが理解出来るとでも言いたいのでしょうか。

 

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2017年11月12日 (日)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻3心持之事2込入之棒

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
二本目込入之棒
 是者敵我を上より打所を我両手尓て棒の両者之を取中尓て請ヶ左の足を一足込ミ其侭棒の下タを以天敵の右のホヲベタを討つ也いなや上より亦討也してみれは其侭之れる也
読み
 二本目込入之棒(こみいりのぼう)
 是は 敵我を上より打つ所を 我両手にて棒の両端を取り中に請け 左の足を一足込み 其の侭下を以って敵の右の頬べたを討つ也 いなや上より上より亦討つ也 してみれば其侭しれる也

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