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2017年11月19日 - 2017年11月25日

2017年11月25日 (土)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻4極意之大事3金抗

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
4、極意之大事
 
三本目金抗
 是も亦は同之事也上下の違イ也其内尓右の如く突きはりして追込ム内に頭上へも突事肝要也
読み
三本目金抗(きんこう、きんふせぎ)
 是も亦同じ事也 上下の違い也 其の内に右の如く突きはりして追込むうちに 頭上へも突く事肝要也
「右の如く」は二本目眼抗
是盤敵の眼(マナコ)を突事第一也上ヲ以てはるい奈や眼を突キ下タを以てはるい奈や眼を突いくらも突様有り立合仕てこれㇵ知る也
読み
二本目眼抗(がんこう、めふさぎ)
 是は 敵の眼を突く事第一也 上をもって張るいなや眼を突き 下をもって張るいなや眼を突き いくらも突き様あり 立合いしてこれは知る也
読み解く
 金抗は「きんこう・きんふせぎ」どのように読むのでしょう。
 是も亦眼抗と同じことである。「上下の違い也」の意味は二本目の眼抗が眼を突く極意の教えでした。是は眼では無く「金抗」ですから金的を突くのでしょう。眼は上、金的は下なのでしょう。
 眼抗の様に上を張るや金的を突き、下を張るや金的を突き、そのように突き張りして追込んでいるうちに下ばかりでなく頭上(金的ばかりで無く眼へも)へも突く事肝要である。

 上下上下と張りながら眼を突き金的を突き、立ち合って相手をかく乱して使うように研究せよという極意之大事でしょう。

 それ以上に何かが伏せられているかとも思うのですが、土佐の伝書は居合道歌以外は至極単刀直入にやるべき事を述べています。余りくどくど思いめぐらせるべきものでも無さそうです。

 

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2017年11月24日 (金)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻4極意之大事3金抗

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
4、極意之大事
 
三本目金抗
 是も亦は同之事也上下の違イ也其内尓右の如く突きはりして追込ム内に頭上へも突事肝要也
読み
三本目金抗(きんこう、きんふさぎ)
 是も亦同じ事也 上下の違い也 其の内に右の如く突きはりして追込むうちに 頭上へも突く事肝要也
「右の如く」は二本目眼抗
是盤敵の眼(マナコ)を突事第一也上ヲ以てはるい奈や眼を突キ下タを以てはるい奈や眼を突いくらも突様有り立合仕てこれㇵ知る也
読み
二本目眼抗(がんこう、めふさぎ)
 是は 敵の眼を突く事第一也 上をもって張るいなや眼を突き 下をもって張るいなや眼を突き いくらも突き様あり 立合いしてこれは知る也
 
 

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2017年11月23日 (木)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻4極意之大事2眼抗

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
4、極意之大事
 
二本目眼抗
 是盤敵の眼(マナコ)を突事第一也上ヲ以てはるい奈や眼を突キ下タを以てはるい奈や眼を突いくらも突様有り立合仕てこれㇵ知る也
読み
二本目眼抗(がんこう、めふさぎ)
 是は 敵の眼を突く事第一也 上をもって張るいなや眼を突き 下をもって張るいなや眼を突き いくらも突き様あり 立合いしてこれは知る也
読み解く

 是は敵の眼(まなこ)を突く事が第一である。上を張るやいなや即座に眼を突き、下をはるやいなや即座に眼を突いて何度でも眼を突く様にする事である。敵と立合いをして是を知るのである。

 敵の眼を突くのが一番であると教えます。
 眼に棒を付けると、突くでは大きな違いです。棒の先を敵の目に付け、圧するには付けるでは無く、何時でも突く意識を持てと言うのでしょう。

 棒は打つ得物であると同時に突く獲物です。其れも突くべき部位を第一に目というのです。槍と同様突く効果も大きな武器ですが突くべき部位は特定されます。何の気なしに形ばかりの「詰める」、では詰まるわけはないでしょう。

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2017年11月22日 (水)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻4極意之大事2眼抗

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
4、極意之大事
 
二本目眼抗
 是盤敵の眼(マナコ)を突事第一也上ヲ以てはるい奈や眼を突キ下タを以てはるい奈や眼を突いくらも突様有り立合仕てこれハ知る也
読み
二本目眼抗(がんこう、めふさぎ)
 是は 敵の眼を突く事第一也 上をもって張るいなや眼を突き 下をもって張るいなや眼を突き いくらも突き様あり 立合いしてこれは知る也
 

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2017年11月21日 (火)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻4極意之大事1盲目杖

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
4、極意之大事
 
一本目盲目杖
是盤座頭目無之天も杖尓て我可行先へハいづく尓ても行ク也心の留らぬを吉と春也此所能々工夫有へ之ふらりふらりと行我尓敵とふ者の無く無念無心尓て行敵お古るや否や其所可移也千変萬化工夫可有
読み
一本目盲目杖(もうもくじょう・めくらつえ)
 是は 座頭 目無しでも杖にて我が行くべき先へ 這いづくにても行く也 心の留まらぬをよしとす也 此の所能々工夫あるべし ふらりふらりと行く我に敵問う者の無く 無念無心にて行 敵怒るや否や其の所移るべき也 千変万化工夫あるべし
読み解く

この盲目杖は解り難い文章です。
是は坐頭(盲目の琵琶法師、按摩、めくら)は目が見えなくとも杖を以って、我が行くべき先へは何処へでも行く。心が留まら無いので良いのであろう。
此の処をよく工夫すべきである。
ふらり、ふらりと行く我に、敵だと言って問う者も無く、無念無心に行く。敵の持ち場を出るやさっさと其処を立ち退くべきである。
千変万化の工夫をしておくべきである。

いずれにしても、心を留めずに無念無心にあるべきものだ、と言うのでしょう。

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2017年11月20日 (月)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻4極意之大事1盲目杖

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
4、極意之大事
 
一本目盲目杖
是盤座頭目無之天も杖尓て我可行先へハいづく尓ても行ク也心の留らぬを吉と春也此所能々工夫有へ之ふらりふらりと行我尓敵とふ者の無く無念無心尓て行敵お古るや否や其所可移也千変萬化工夫可有
読み
一本目盲目杖(もうもくじょう・めくらつえ)
 是は 座頭 目無しでも杖にて我が行くべき先へ 這いづくにても行く也 心の留まらぬをよしとす也 此の所能々工夫あるべし ふらりふらりと行く我に敵問う者の無く 無念無心にて行 敵怒るや否や其の所移るべき也 千変万化工夫あるべし

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2017年11月19日 (日)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻3心持之事5障棒

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
3、心持之事
 
五本目障棒
 是者外尓両人太刀尓て切合居所を我留る心持也先ツ太刀の合多流所を上ヱより其太刀をおがミ討尓打也其レ尓ても落春ば右の敵の手首を下タより小手上ケの如くはね上ㇽ也いなや亦左の敵の手首を棒の下タを以てはね上ル也両方同事也
読み
五本目障棒(さへぼう(曽田メモ))
 是は 外に両人太刀にて斬り合い居る所を我れ留める心持也 先ず太刀の合いたる所を 上より其の太刀を拝み討ちに打つ也 其れにても落ちずば 右の敵の手首を下より小手揚げの如く撥ね上げる也 いなや亦 左の敵の手首を棒の下を以って撥ね上げる也 両方同じ事也
読み解く
 是は決闘の仲裁でしょう。「障棒」の意味は棒で邪魔する、「障り棒」でしょう。
 是は、我以外の両人が太刀にて切り合っている時、我は切り合いを留める時の心得である。
 先ず互いの太刀が打ち合って拮抗した時や、青眼に構えて切っ先を合わせているなどの時、上から其の太刀を拝み討ちに打ち落とす。
 それでも太刀を落とせなければ、右側の相手の手首を下から棒で跳ね上げ即座に左側の相手の手首を下から跳ね上げる。両方同じ様に跳ね上げる心持ちである。
 この下からの撥ね上げは、複数の敵に太刀にて攻められた時にも棒の先で撥ね上げ、棒の後ろで撥ね上げ、と続け打ちが可能です。
 

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