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2018年3月25日 (日)

曽田本その1の4居合根元之巻原文2小藤亀江伝来居合根元之巻

曽田本その1
4.居合根元之巻
  曽田本免許皆伝目録原文

2、谷村樵夫自庸相伝
  小藤亀江伝来居合根元之巻
原文
  
抑此居合ト申者日本奥刕林之従大明神無想奉傳之夫兵術者上古中古雖有数多之違他流大人小人無力剛力不嫌合兵用云々
末代為相応之太刀爾云手近勝負一命有無極此居合恐者粟散辺土於堺不審之儀不可有之唯依多(㚑の誤)夢処也
此始尋奥刕林崎神助重信云者因兵術望有之林之明神一百有日令参篭其満暁夢中老翁重信告曰汝以此太刀常胸中憶持者得勝怨敵云々
則如㚑夢有得大利以腰刀三尺三寸勝九寸五分事柄口六寸勝之妙不思議之極意一国一人之相伝也
腰刀三尺三寸三毒則三部尓但脇指九寸五分九曜五古之内訟也
敵味方成事是亦前生之業感也
生死一體戦場浄土也
如是観則現世蒙大聖摩利支尊天加護来世成佛成縁事豈有疑哉
此居合雖積千金不真実之人者堅不可授之可恐天罰唯授一人傳之云々

古語曰
其進疾者   其退速云々
此意以貴賤尊卑無隔前後輩不謂達其所作者
許目録印可等無相違

又古語曰
夫百錬之構在則第茨荘鄙與兵利心懸者夜自思之神明佛陀祈忽得利方是依心済身事燦然

天真正

林明神
    林崎神助重信
    田宮平兵衛尉業正
    長野無楽入道槿露斎
    百々軍兵衛尉光重
    蟻川正左衛門宗績
    万野團右衛門信定
    長谷川主税助英信
    荒井勢哲清信
    林六太夫守政
    林安太夫政詡
    大黒元右衛門清勝
    林益之丞政誠
    依田萬蔵敬勝
    林弥太夫政敬
    谷村亀之丞自雄
    楠目繁次成栄
    谷村樵夫自庸
明治三十四年六月十五日
    小藤亀江
明治三十八年六月吉日従実兄亀江伝来
    曽田虎彦

無双直伝英信流居合目録
 1.向身           横雲・虎一足・稲妻
 1.右身           浮雲・山下し
 1.左身           岩浪・鱗返
 1.後身           浪返・瀧落
 
四方切             向・右・左・後
 
太刀打之位      出合・附込・請流・請込・月影・絶妙剱

                            ・水月刀・独妙剱・心明剱

詰合之位        八相・拳取・岩浪・八重垣・鱗形・位弛
               ・燕返・眼関落・水月刀・霞剱
 
大小詰           抱詰・骨防・柄留・小手留・胸捕・右伏
               ・左伏・山影詰  
 
大小立詰        〆捕・袖摺返・鍔打返・骨防返・蜻蜒返
              ・乱曲
 
外之物之大事  行連・連達・逐懸切・惣捲・雷電
・霞
 
上意之大事   虎走・両詰・三角・四角・門入・戸詰
            ・戸脇・壁添・棚下・鐺返・行違・手之内
            ・輪之内・十文字
 
極意之大事   暇乞・獅子洞入・地獄捜・野中幕
            ・逢意時雨・火村風・鉄石・遠方近所
            ・外之剱・釣瓶返・智羅離風車

居合心持肝要之大事
1.捕手和合居合心持之大事
1.立合心之大事
1.太刀目附事
1.野中之幕之大事
1.夜之太刀之大事
1.閨之大事
1.潜り之大事 戸脇之事
1.獅子之洞出之事
1.獅子之洞入之事
右九ヶ条者深秘之極意也非真実之人者努々不可有相伝者也

無双直伝英信流居合就多年御熱心太刀次悉令相伝□向後嗜専要候若御所望之仁於有之者兼而其之人之取罰文御指南尤可仍許免之状如件

明治三十四年六月十五日  
           谷村樵夫自庸
小藤亀江殿
 
*原文のまゝ記載いたしました。次回は読み下し文としてみます。
 

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