« 曽田本その1の4居合根元之巻読み解く6小藤亀江伝来の目録5 | トップページ | 曽田本その1の4居合根元之巻読み解く6小藤亀江伝来の目録7 »

2018年4月 5日 (木)

曽田本その1の4居合根元之巻読み解く6小藤亀江伝来の目録6

曽田本その1
4.居合根元之巻読み解く
6、小藤亀江伝来の目録
6.無雙直伝英信流居合目録
上意之物之大事2  
 6、戸詰・7、戸脇・8、壁添・9、棚下
読み解く
上意之物之大事の業名から次の伝書に相当する業名を拾い出してみます
6、戸詰
・古伝神傳流秘書抜刀心持之事 
 該当せず
白石元一長谷川流奥居合  
 該当せず
尾形郷一無双神傳抜刀術兵法 
該当せず
大江江正路剣道手ほどき 戸詰:
 (右を斬り左を斬る)抜き付け、右の敵を右手にて切ると同時に右足を右斜に出す、其の右足を左斜横に踏み変へて上段にて左斜を真直に斬る。
英信流居合目録秘訣(参考)戸詰
 障子或は戸を明けかけて内へ入れと云て入る所を戸にて立詰んとするときは是を察して扇を敷居のみぞに入れ其扇のはしを膝にて敷然て内へ入るときはたて詰らるゝ事なし
7、戸脇
古伝神傳流秘書抜刀心持之事 
 該当せず
白石元一長谷川流奥居合 
 該当せず
尾形郷一無双神傳抜刀術兵法 
 該当せず
大江正路剣道手ほどき 戸脇:
 (左を突き右を切る)右足を右斜へ踏み出し、刀を抜き、左横を顧みながら突き、足踏みは其まゝにて上体を右横に振り向け、上段にて切り下す。
英信流居合目録秘訣(参考)戸脇
 戸の手前にて立って居てあれへ通れと云て入る所を切らんと心懸るならばつかつかと戸口を入躰に歩み行て柄にて胸を押しつけて而して引抜てつくべし 亦火急にて既に切かけられたる時は或は柄を以てはらいのち早わざをきかすべし 亦戸の内に人ありと思わば戸口を直ぐに入る事なく内に人の有る方に向て筋違て入るべし
8、壁添
・古伝神傳流秘書抜刀心持之事
 該当せず 
白石元一長谷川流奥居合 
 該当せず 
尾形郷一無双神傳抜刀術兵法 
 該当せず 
大江正路剣道手ほどき 壁添へ
 (進行中立留り両足を踏み揃へ上に抜き直下に斬下し竪立に刀を納む)中央に出で体を直立とし両足を揃え刀を上に抜き上段となりて趾先を立てて真直に刀尖を下として斬り下し、其体のまゝ刀尖を下としたるまま血拭い刀を竪立として納む。
(参考)古伝神傳流秘書抜刀心持之事 人中:
 足を揃えたって居る身にそえて上へ抜き手をのべて打込む納るも躰の中にて納る 
英信流居合目録秘訣(参考)壁添
 壁に限らず惣じて壁に添たる如くの不自由の所にて抜くには猶以腰を開きひねりて躰の内にて抜突くべし切らんとする故毎度壁に切あてかもいに切あてゝ仕損ずる也突くに越たる事なし就中身の振廻し不自由の所にては突く事肝要
9、棚下
・古伝神傳流秘書抜刀心持之事 棚下:
 大森流逆刀の如く立て上へ抜打込む時体をうつむき打込是は二階下様の上へ打込ぬ心得也
白石元一長谷川流奥居合 棚下:
 (低き棚の下又は天井床等の下にて前方に居る敵に対して行う意)左足を十分後方に伸ばしたるまま退きて上体を前方へ傾け(此時右足太股に上体を接す)刀を左側にて抜き、直ちに振り冠り上体を起こすことなく前方の敵を斬る。血振りを行いたる後左膝を床につけ、刀を納めるにつれて上体を起し同時に右足を引きつける。
尾形郷一無双神傳抜刀術兵法 棚下:
 (上の閊える所にて前の者を斬る)正面に向い居合膝に座し、例により鯉口を切り右手を柄に掛け体を前へ俯け腰を少し浮かせ左足を後へ退き伸ばし其膝頭をつかへ刀を背負う様に左膝頭上へ引抜き諸手を掛け前者へ斬込み、其のまま刀を右へ開き納めつつ体を引起し右脛を引付けるなり左踵上へ臀部を下し納め終る。
大江正路剣道手ほどき 棚下
 (頭を下げて斬る)座したる処より頭を前方へ下げ稍や腰を屈め右足を少し出しつつ刀を抜き、上体を上に起すと同時に上段となり右足を踏み込みて真直に切り下す。
英信流居合目録秘訣(参考) 棚下
 二階下天井の下抔に於いて仕合うには上へ切あてて毎度不覚を取物也故に打込む拍子に脺を突いて打込むべし此習を心得るときはすねをつかずとも上に当てざる心持ちあり

|

« 曽田本その1の4居合根元之巻読み解く6小藤亀江伝来の目録5 | トップページ | 曽田本その1の4居合根元之巻読み解く6小藤亀江伝来の目録7 »

曽田本その1の4居合根元之巻読み解く」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 曽田本その1の4居合根元之巻読み解く6小藤亀江伝来の目録5 | トップページ | 曽田本その1の4居合根元之巻読み解く6小藤亀江伝来の目録7 »