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2018年4月10日 (火)

曽田本その1の4居合根元之巻読み解く6小藤亀江伝来の目録11

曽田本その1
4.居合根元之巻読み解く
、小藤亀江伝来の目録
11無雙直伝英信流居合目録
  
極意之大事 
 
1.暇乞・2、獅子洞入・3、地獄捜・4、野中幕・5、逢意時雨
・6、
火村風・7、鉄石・8、遠方近所・9、外之剱・10、釣瓶返・11、智羅離風車
読み解く
 極意之大事の3番目「地獄捜」
 小藤亀江は無双直伝英信流居合目録を相伝しても、目録の項目の内容は知らなかったと思うのです。
 根元之巻は師匠に見せられても、目録の項目の全ては師匠も知らなかったのだろうと思います。
 現代居合では刀を抜く形ばかりで、何も相伝していないのが実情です。
*
 古伝神傳流秘書にも無かった「地獄捜」英信流居合目録秘訣極意之大事三項目目にあります。
地獄捜
 闇りに取籠り者抔有るときの心得也夫れにては已成らず惣じて闇にて人をさがすの術也
 刀の身と鞘と半分抜掛て鐺を以て一面にませ捜すべし鐺に物のさわるを證に抜て突べし
 亦鞘口三寸計に切先を残し居ながら静かに四方へ回してさぐるべし九尺四方何事も知れ申す
*
 山川幸雅による目録口授覚、印可口授覚に居合兵法極意秘訣(英信流兵法極意秘訣)というのがあります。
 「老父物語を書付置久しき事ゆえ失念之事多し・・」で始まる林 政詡が明和元年16764年に「賜之」とある覚書です。
 その當流申伝之大事の閨之事に地獄捜と同様の事が書かれています。
閨之事
 不案内なる所にては刀を抜鞘口三寸ほどのこし居ながらしづかに四方を振さぐるべし九尺四方其まま何事もしれ申し候
此処はこの暗闇での用心の方法とみてよさそうです。真っ暗闇など都会ではめったに有り得ない事ですが、知らない所で真っ暗ならば困惑してしまいます。
 
 
 

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