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2018年6月24日 (日)

曽田本その1の6英信流居合目録秘訣読み解く

曽田本その1
6.英信流居合目録秘訣読み解く
始めに
先生口授ノ侭を記
始めに
 「先生口授の侭を記す」は後書きがありませんので先生とは恐らく第九代林六大夫守政の事でしょう。そのわけは神傳流秘書には業はどの様に動作をするのかは書かれていますがその心持ちまでは書かれていません。第十代林安大夫政詡が九代の口授を受けて覚書したものでしょう。
 神傳流秘書の抜刀心持之事の手附を詳しく解説しています。
 英信流居合目録秘訣の表題から英信流居合之事いわゆる大江正路先生によって改変された立膝之部は何も触れられず、抜刀心持之事について詳しく解説されています。
 この辺の事も気になる事で、英信流居合之事と抜刀心持之事との関連性は見いだせません。
 英信流居合目録秘訣の構成は以下の通りになっています。
1、外之物ノ大事
2、上意之大事
3、極意ノ大事
4、居合心持肝要之大事
 これらを読み解いていきますと、現代居合と古伝との間にギャップが見られます。業の名称も古伝にあって大江正路居合に無いもの、あっても改変されていたり、その動作も心持ちも違っていたりします。
 この英信流居合目録秘訣を読み解き、現代居合と対比してその原点を辿り、現代居合の意義を考えて見たいと思います。
 よく講習会などで聞くことに「昔はこうだった」とか「武術はこうだった」と知ったかぶりの講師に出合います。武術とはいつの頃のどの流派のものか、現代竹刀剣道やどこぞの古武術の聞きかじりだったりして、「嘘ばっかり」とさせられています。
 古伝は古伝、現代居合は現代居合と明確に認識した上で考えを進めて見たいと思います。
 大江正路先生が明治維新から空白の30年を埋めて中興の祖として再編した現代居合から120年程時間を経て来ています。第17代大江正路先生から第23代福井将人先生迄,、六代を経て現代居合は成り立っています。私は現代居合を学ぶ事によって古伝を理解して来ました。
 どうしても理解できない事は、柳生新陰流を頼りにしてみました。
 江戸時代にタイムスリップ出来るわけでもないのですから「古伝はおおらか」を頼りにこの項を味わってみたいと思います。
 

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