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2018年8月25日 (土)

権力者を甘やかすのは何かその5

権力者を甘やかすのは何かその5
 武術を学ぶ最終目的は何でしょう。
 業技法を磨き上げ古来からの奥義を身に着け免許皆伝を手にする事などは目的とは言えません。
 K地区のSN支部のA支部長は、連盟の権威に裏付けされた段位相当の権力がある、従ってその秩序に従って上意下達を守らない者は支部運営に不当の者として除名とする、などと云って威張って見せています。
 自分勝手な理屈で、「Tは範士に昇段させてやったのに、お礼にも来ない、ケチな奴だ」とか。
 そうかと思うと、K地区ではお茶接待などでお世話になっているSH地区の女子に対し「俺に会っても挨拶一つしない、俺に何か遺恨でもあるのか」などと自分から気軽に挨拶しても居ないくせに怒っています。
 自分を大道場主と見せるためか、辞めてしまった元会員を休会扱いにして水増し会員数を誇って、連盟本部に報告し実働会員の会費から連盟会費を休会員に振り当ててもいます。休会の者の現住所すら判らなくなっている者も居る始末です。
 現在では正会員10名休会員24名どう見ても可笑しい。傘下の道場より正会員は少なくなっています。みんないつかは戻って来るとでも思っているならば脳天気です。
 それでも或る時、仕事の都合で休会していた者が復活して来て、稽古に励んでいました。ところがその者の模擬刀が、真向振り下ろされた際鍔元から折れて前方に飛び切先から道場の床に突き刺さり切先を床に残して再び折れてしまいました。
 公共の道場ですから当然使用中の損傷は弁償しなければなりません。床板は数枚はがして修理しなければならずかなりの出費が予想されます。
 彼は休会とは言え、かならず仕事のけりが付けば戻るつもりで、年会費も前払いで払っていました。会の団体保険も払われていると思った所、経理担当者の独断で稽古にも来ない者として彼を保険対象者登録をして居ませんでした。
 A支部長はそれにもかかわらず本人に弁償させ様とし、自分にも迷惑をかけたのだから「俺に詫びるべきなのに保険の事を持ち出すなどフザケタ奴」と決めつけ、除名処分にしてしまいました。
 その上「最近のIT産業に従事する者は武士道精神がなってない」、とITも知らないくせにわけもわからない理屈をこねて怒っています。
 何のことは無い、便利屋さんがノミで切先を掘り出し、接着剤を注入してタダで一件落着です。
 彼だって、模擬刀が破損するなど思ってもいない事だったでしょう。稽古中の事故なのだから会で補償する位の事は当然の事です、その捌きに彼は感激してお礼をA支部長にするのならわかります。
 頭がおかしくなったのでしょう、突然4月になって5月に支部の創立12周年記念の祝賀会をやると云い出す始末、12年間も支部の祝賀会などやったことも無いくせに誰にも相談せず、支部役員と話し合いもせずに、祝賀会の場所を個人的に親しくしていた休会の者に頼み場所も金額も決めてしまう始末です。
 12周年記念会誌も作ると各道場主にさっさと原稿を書かせてしまう。その上自分の作文を年次順に掲載させようと、十篇も持ち出し、自分の演舞写真も何枚も用意し目次迄仕上げています。
 自己顕示欲が強い事は居合などの演舞にとって悪い事ではありませんが、他の道場主を思いやる心が抜けています。
 其の上、今時原稿用紙にペンで書かれた物など印刷屋では迷惑です、持ち込む原稿はワードで其の侭印刷可能状況にしませんとA4一枚相当の変換費用が発生します。最初から所定のワード形式で作文が出来て居れば安く楽々処理できるものを無駄な金と時間を浪費させています。
 作文の内容は何のことは無い、支部の記念誌では無くA支部長の独断の遺言みたいなもので、意味不明の武士道精神の押付に過ぎません。
 4月、5月は連盟の全国大会もあります。会員の多くは社会人として実業を持っているため金銭的にも日程的にも暇な隠居爺さんと同じわけはないのです。
 次いでですがこのA支部長は体調不良と称して連盟の全国大会をさぼっています。
 月日をもう少し後にしたらと進言すれば「もう時間が無い」とすぐ死ぬような事を言って遮二無二自分の思いを通そうとして険悪です。まだまだ今日も元気に生きています。
 日大アメフトの不祥事にタレントで元日本陸上界の十種競技のチャンピオン武井壮さんが、最近のツイッターに良い事を載せています。
 参考になるのでその趣旨を、ここにお借りして「権力者を甘やかすのは何か」を考えて見たいと思います。スポーツについての発言ですが当然武術にも充当できるものです。
 「スポーツは努力して夢を叶えて幸せになる為のもの、くだらない権威争いとか保身の為に子供を扱うものでは無い。
 指導者の仕事はその知識と経験で最善の努力の時間を提供して世の中で生きていく為の武器や名誉や勝利より大切な人生を与えてあげる事。
 どんな道でも指導者の仕事は、常に新しい鍛え方や戦術を研究して選手に最短で最善の努力を提供する事で決して強権を翳して激務をこなさせたり利用したり自分の名誉を誇る事じゃない。
 どこぞの居合の段位取得年数の有り様を見てみますと、入会から最高段位迄最短の時間でも40年はかかる仕組みです。
 その上年齢制限や次の段位迄4年も5年も待たせる仕組みを当然の如く誰も疑いも無くやっています。
 その待ちの間に稽古を疎かにすることも覚えてしまい、時期が来たからと突然2、3カ月前に付け焼刃の稽古に現われ昇段しています。一度手に入れた段位を落される事も無い仕組みはナンセンスです。
 A支部長の様に、張り子の虎が棒を振っている様なへぼ居合でも十段になってしまう、其れも連盟会長の推薦だそうです。
 次いでですが張り子の虎とは、刀を手で振っているからのことで体で運剣できればいいだけですが、竹刀剣道や居合だけの人には出来ない様です。
 長くやっていただけで武術としての術理にも乏しく、本物を指導する事も出来ず「居合は上意下達である黙って従え」では笑ってしまいます。
 こんな者を十段にして、其の上幻の権威を翳し権力を振り回す者を支部長として認めて居たのではこの連盟本部も、最近話題の全剣連と同様に思えてしまいます。
 聞くところによると連盟会長の提案に誰も口を挟まず「ご無理御尤も」だそうですが事実ならば、役員の方達もそれでいいのでしょうか。
 事実ならば居合人口は減る一方でしょう。人が減れば組織運営は金銭的に難しくなります。いたずらに増やせば、レベル低下は眼に見えてきます。
 居合は、仮想敵相手の一人演武ですが、それだけに様々なシュミレーションによる知育体育の動きを幾つになっても学べるものです。
 其の上修行を重ね、それも何の為に居合を学ぶのかの自問自答に至る時「はっと気が付く事は」自分は勿論の事なお多くの人々が幸せになる糸口を、仮想敵相手のシュミレーション思考が教えてくれる道であると気が付くのです。
 邪魔をするのは権威を嵩に権力を振るう者を育成している仕組みにもあるのです。居場所が無いと不安でならない弱虫の日本人を引き付けておく最高の手段が段位制度でもあるのです、そして最悪の方法でもあるのでしょう。
 そして、「かたち」にはまっただけの動作と、上から目線の和をよしとする一方通行にあるのでしょう。
 
 
 

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コメント

 ご指摘のように段位制度=「権威を嵩に権力を振るう者を育成している仕組み」になっているのが現実です。マスコミで報じられた50年にも亘る居合道委員不正の経脈を引き継ぐ元委員長4範士は未だ県剣連役員のまま。神奈川の上野貞紀範士と千葉の岸本千尋範士は顧問、石川の武田清房範士は参与、山口の河口俊彦範士は何と副会長!民間の大企業ではあり得ないことです。これは我々会員が心の奥で長年の不正を良しとしている結果です。マスコミによる不正暴露と世間からの蔑みは、我々の在り方・取り組み方に起因するものです。「これは変!」と悟った理性ある者は八段受験の遥か以前に全剣連居合道部から離れているんですよ。その結果、強欲・守銭奴など「変」なのばかりが残り、八段オークション開催ってな流れでしょう。
 全剣連がマスコミにツツかれ、この1年間、隠蔽してきた不正の年度(2012年と2016年)をやっと公表。全剣連のホームページを見れば、各2年の範士・八段合格者=贈賄者10名が閲覧・特定できます。今思い返すに、特に2012年は史上2人目の女性八段(東京)が誕生したとモテ囃された年。また大昔、私が異動転勤の以前、越県して北九州大会に参加した頃、愛人を試合・講習会場に同伴し「下半身の節操の無さ」を好んで見せびらかす奇癖が有名な7段(福岡)あり。何と、この助平の阿呆が8段合格したのも2012年!裏ではこんな不正が罷り通ってたワケです。漸く納得できましたよ、変な年でした(笑)。
 私、2012年は東京在勤中であり、当時「神奈川の上野範士」と言えば、泣く子も黙る、闇の奥に君臨する怪老(笑)と恐れられていました。まあ上野範士も93歳(?)、寄る年波で昨年の不祥事以降、闇の力に陰りが見えたか?今回告発した元・国税の庄島範士(神奈川)を自分の膝元でありながら潰せなかったようですね。石堂範士お得意の恫喝セリフ「言ってはならないことがある、墓場まで持って行く」も庄島範士には通用しなかったか(笑)?
 2012・2016年に合格した8段は一切沈黙(笑)。彼等は宮崎教授を生贄にして笑ってるんでしょうね。まあ偏向マスコミは無用ですが、今回の不祥事に限っては、中立的で偏りない報道だったのではと思ってます。TV(バイキング)での東国原・元県知事の正鵠を射た発言も印象的でした。


兵法流浪さま
コメントありがとうございます。
一般にはスポーツと武道は違うジャンルに有ると思われていますが、スポーツも行きつくところは業技法による勝ち負けでは無く、それが容易に引き出せる心の有り様に委ねられている筈です。
従って段位や年齢によって人を順位付けして人の価値を固定してしまう事とは無関係なもののはずです。
不祥事の原因は、金が無ければ務まらない連盟行事への参加協力を高段者に要求していること。
名誉に過ぎない段位を即権威を嵩に権力を振るう事を許された者と錯覚させる制度。
改革を拒む死ぬまで牛耳る会長制度なども問題でしょう。
不祥事として認定された者の首を切っても、仕組みを変えない限り又繰り返されるばかりです。
ミツヒラこと松原昭夫


投稿: 兵法流浪 | 2018年8月26日 (日) 00時19分

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