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2018年8月26日 (日)

曽田本その1の6英信流居合目録秘訣原文4居合心持肝要之大事1居合心立合之大事

曽田本その1
6.英信流居合目録秘訣原文
4、居合心持肝要之大事 付 大小指違之事
1居合心立合之大事
 敵ト立合兎ヤセン角ヤセントタクム事甚嫌フ況ヤ敵ヲ見コナシ彼ガ角打出スベシ其所ヲ如此シテ勝ン抔トタノム事甚悪シゝ先ツ我身ヲ敵ノ土壇トキワメ何心ナク出ベシ敵打出ス所二テチラリト気移リ而勝事ナリ常ノ稽古ニモ思アンジタクム事ヲ嫌フ能々此念ヲ去リ修行スル事肝要中ノ肝要也
 大小指違ト云ハ世人脇差ヲ帯二重二指刀ヲ三重二サスナリ居合ノ方ニテハ二重二刀ヲ指シ三重二脇ヲ差ス也敵二出合タル時大小ヲ子ジ違ヘテ脇差ヲ下シ指シ二シテ刀ヲ抜戦ベシ然ルトキハ脇差ノ柄マキル事無亦刀ノサヤノ鐺ハ子ル故二足ヲ打ツコトナク働ノ自由宜シ常二如此指スベシ
読み
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 居合心持ち肝要の大事 付けたり 大小指し違いの事
 居合心立合いの大事
 敵と立合い とやせんかくやせんと巧む事甚だ嫌う いわんや敵を見越し彼がかく打ち出すべしその所を此の如くして勝たんなどと頼む事甚だ悪し 先ず我が身を土壇と極め何心なく出ずべし 敵打出すところにてチラリと気移りて勝事なり 常の稽古にも思い案じ巧む事を嫌う 能々此の念を去り修行する事肝要中の肝要也
 大小指し違いと云うは 世人脇差を帯の二重に指し 刀を三重に指すなり 居合の方にては二重に刀を指し 三重に脇を指す也 敵に出合いたる時大小を捻子違へて脇差を下し指しにして刀を抜き戦うべし しかる時は脇差の柄紛ぎる事無し 亦刀の鞘の鐺 跳ねる故に足を打つ事無く働きの自由宜しい常に此の如く指すべし

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