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2018年9月19日 (水)

曽田本その1の7居合兵法極意巻秘訣読み解く3闇夜之事

曽田本その1
7.居合兵法極意巻秘訣読み解く
3、闇夜之事
 ヤミノ夜ハ我カ身ヲシヅメテ敵ノ形ヲ能見透カス可シ兵器ノ色ヲハカルベシ若難所有ラバ我カ前二當テ戦フ可シ敵ノスソヲナクル心持ヨシ
読み及び読み解く
 闇の夜には我が身を沈めて(身を低くして)敵の様子をよく透かして見るのである 兵器が何であるか、遣い様の慣れているものかその様子を計るのである 若し難所が在るならば我が前に難所を当て敵が難所を背になる様にして戦うべきである 身を沈めているのだから敵の裾を薙ぐる心持が良いのである。
孫子の兵法行軍篇
 「凡そ地に絶澗・天井・天牢・天羅・天陥・天隙あらば、必ず亟(すみやか)にこれを去りて、近づく事勿れ。吾れこれに遠ざかり、敵には近づかしめよ。吾はこれを迎え、敵にはこれを背せしめよ。」
 孫子も難所には近づくな、敵に近づかせろ、我は難所を迎える様に前に見て、敵には難所を背にするようにさせろというのです。
 この「闇夜之事」と同じ事を言っています。第9代林六大夫守政は能く兵書を学んでいた様です。
 突然説明も無く「敵の裾を薙ぐる(殴る?)心持ちよし」の攻撃方法が伝えられるのですが、ここはせっかく身を沈めて我が状況を計れない様にしているのですから、その姿勢のまま先手を打つならば下方に斬り付けるのが順当でしょう。
 

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