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2018年10月 3日 (水)

曽田本その1の7居合兵法極意巻秘訣読み解く10山坂之事

曽田本その1
7.居合兵法極意巻秘訣読み解く
10、山坂之事
 高キ方二居ルヨシ一二敵ヲ見下シ徳有二二進ム二行ヨシ三二ワ我躰上二有レハ危キ事ナシ去レ共高所足場悪シクバ其所ヲ去レ去二三ツノ心得有第一後高方ヱ去ハ心を静メ足ヲ高不可上 第二左右へ開時ハ心ヲ動テ足ヲ軽クハコフ可シ第三前ヒキゝ方ヱ行ニハ風ノ発スル如ク早クトブ可シ敵シタガッテ追ハゝ左右ヘ開打ツベシ亦敵高キ方二居我ヒキゝ方二居ルトモ右ノ心得可然
読み及び読み解く
 高き方に居るのが良い 一つには敵を見下ろし徳有り 二つには進むに行き易い 三つには我が体が敵の上に有れば危うき事はない されども高き所の足場が悪ければ其の所を去れ 去るには三つの心得が有る 第一に後ろ高き方へ去るならば心を静め足を高く上げてはならない 第二は左右へ開く時は心を動かして足を軽く運ぶべし 第三は前が低き方へ行には風の発する如く早く跳ぶべし 敵はそれに随って追うならば左右へ開き打つべし 亦 敵が高き方に居て我は低き方に居る 我低き方に居るとも右の心得同じ事である
 解りにくい文章ですが、この様に読めばよいのだろうと思います。
 孫子の兵法行軍篇に「凡そ軍は高きを好みて低きを悪み、陽を貴びて陰を賤しむ。生を養いて実に処り、軍に百疾なきは、是れを必勝と謂う。丘陵堤防には必ず其の陽に処りて而してこれを右背にす。此れ兵の利、地の助けなり」と有ります。この辺りから学んだものが伝わったと思われます。

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