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2018年11月26日 (月)

曽田本その1の7居合兵法極意巻秘訣読み解く28中夭之大事10神明剱

曽田本その1
7.居合兵法極意巻秘訣読み解く
28、中夭之大事
10神明剱
 神妙剱他流二テハ心ヲ明二〆敵ノ働ヲ見ヨト云トハ大二違ヘリ生死ノサカイナレバ平気トハ異リ然共忘ルマジキ事一ツ有リ則柄口六寸也柄口六寸実ハ抜口ノ事に非ス極意ニテ伝ル所ハ敵ノ柄口六寸也カマヱハ如何ニモ有レ敵ト我ト互二打下ロスカシラニテ只我ハ一図二敵ノ柄二打込也先身ヲ敵二ウマウマト振フテ右ノ事ヲ行フ事秘事也是神明剱也
読み及び読み解く
 神明剱について、神妙剱と云ったり神明鏡と云ったりその区別が明確になされているのか同じ事を云っているのかよくわからない処ですが、読み込んでみます。
 神妙剱は他流にては心を明らかにして(しめ)敵の働きを見よと云う、其れとは大いに異なり当流では、生死の境なれば平気とは異なり、然れども忘れる事があってはならない事が一つ有る。
 則ち柄口六寸である。柄口六寸実は刀の抜き口の事では無い。極意によって伝えるところは敵の柄口六寸である。
 構えは如何に有っても、敵と我と互に打ち下す頭にて只我は一図に敵の柄に打ち込むのである。
 先ず、身を敵にうまうまと振る舞い右の柄口六寸の事を行う事は秘事である。是は神明剱である。
 神妙剱は他流では心を明らかにして敵の働きを見て応じるのだと云います。一方当流は、そんな心を明らかになどと云っても生死の境なので平気である筈はない、心は暗闇だと云います。そんな状況でも忘れてならないのは、双方打ち下ろす頭に、我は一図に敵の柄に打ち込むのだと云います。それには、我が身を「只一打ちと打込ます様に振る舞い」我は敵の柄に一図に打ち込むのだとしています。それは秘事であり、神明剱だと云うのです。此処では神明剱と神妙剣は異なる様に思えます。
 あまり拘らずに先に進んでみましょう。少しずつ見えて来るかも知れません。それにしても不明瞭な言い回しです。
 
 

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