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2018年11月 4日 (日)

曽田本その1の7居合兵法極意巻秘訣読み解く26倒臥之事

曽田本その1
7.居合兵法極意巻秘訣読み解く
26、倒臥之事
 倒臥ス者ハアオノケ二臥タラバ首ノ方ヨリ打ベシ首ノ方依ラスバ左ノ方ヨリ打ツベシ左ノ方モ寄ラスバ右ノ方ヨリ打ベシウツブシ二フシタラバ足ノ方ヨリ打ツベシ手負イテ臥スカ計(ハカリゴト)ニテ臥カト知レカタキ時ハ石ヲ投付テ見ル可シ太刀刀ヲ出スヲ見ルト其侭打ツベシ
読み及び読み解く
 この極意の呼称もどの様に読み下すのでしょう。「倒臥之事」ですから、とうがのこと、たおれふすのこと、何れでもほかの読みでもあればそれでもいいのでしょう。もう誰も本当の処は解らないものです。
 倒れ臥す(仆れ伏す)者は、なのに、仰のけに臥すのですが其れもありです。敵が倒れて仰のけになっているならば、首の方より打ち込むのである、首の方に寄るのが不自由ならば左の方より打つのが良い、左の方も寄るのが不自由ならば右の方より打つのである。
 不自由を場の状況ではかろうとも、合わせて敵の武器の位置や手の位置なども考慮の内です。
 足の方から打たない処がポイントでしょう。理由は打ち込まんとすれば反撃して来る事を注意している様です。
 倒れている者を打つとは首を取るか止めを刺すかでしょう。敵ならば要注意です。更に云います。
 うつ伏せになっているならば足の方より打つのが良い。これはそうだなと思えます。
 それでも、傷を負って瀕死で臥しているのか、我を倒さんと謀り事で伏しているのか、顔が見えないので良くわからない、その様な時はうつ伏せになっている敵に石を投げつけて反応を見る事が大切である。
 石をぶつけられて反応したり、太刀刀を出して来れば其の侭打込んでしまえ。
 何か、幼稚な判断方法の様にも思えますが、そんなものでしょう。

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