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2018年11月24日 (土)

曽田本その1の7居合兵法極意巻秘訣読み解く28中夭之大事9打太刀の心

曽田本その1
7.居合兵法極意巻秘訣読み解く
28、中夭之大事
9打太刀の心
 柄口六寸ノ勝行フ心持常ノ修行二習覚ニハ手近云へバ仕組ノ打太刀ノ心二ナルベシ打太刀ヨリ遣方二非ヲ入レヨク見ユル者也故二カサ二フルマウ事大事也カサ二掛ルノ気ハツカイ形ノ気トナルナリ工夫肝要ナリ心明鏡ノ事
読み及び読み解く
 柄口六寸の勝を行う心持ちは、常の修行で習い覚えるには、手近の事で云えば、仕組み(組太刀)の打太刀の心になるべし。打太刀より遣方に非(隙を?)を入れよく見えるものである。それ故に嵩に振る舞う事大事である、嵩に掛かるの気は遣い方(遣り方)の気となるので工夫肝要である。心明鏡の事である。
 さてこの読み下しでは、厄介です。以下の様に読み解いてみました。
 柄口六寸の勝を取るには、それをふだんの修行で習い覚えるには組太刀の打太刀の心になって遣方に打ち込みやすい非の打ちどころが有ると思わせることである。それ故に嵩に懸かっていく様に振る舞えば、遣方はここぞとばかりに嵩に懸かって来る。そこを逆に柄口六寸に取り勝事で心明鏡のことである。
 雷電刀の極意、「勝事無疵に勝と思うべからず我が身を先ず土壇となして後自然に勝ありその勝つ所は拳也」であれば、非の打ちどころを見せて打込んで来る処に自然に勝つ事を示唆して居ると考えます。
 まさに柳生新陰流の活人剣、剣術の極意でしょう。

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