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2018年12月11日 (火)

曾田本その1の8その他原文4太刀堅

曾田本その1
8.その他原文
4、太刀堅
 甲冑帯シタルトキ人々色々ト刀ヲカラメ堅ムル也甚抜キ難シコゝ二太刀堅メトテヨキ堅一ツ有□ノ緒ノ如ク中二布ヲ入レ上ヲ絹ニテ縫包ミ長(タケ)ケ六尺計ニテ具足櫃二入レ置クベシ
○扨刀ノ紐ヲ腰二當右脇ニテ留メ上帯ヲシテ其上帯一重ニテ彼ノ堅メノ見ヱヌ様二覆ヒ置也脇差ハ上帯皆ヘ常ノ如ク二指スベシ扨刀ヲ抜クニ自由二〆抜易シ或ハ切岸亦ハ塀抔ヲ乗ル時刀ヲ背ヲゝ二モ宜シ其侭刀ヲ後二引廻シ下緒ヲ肩二掛テ乗時ハツカユル事ナシ此ノ堅メ至〆佳ナリ
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読み
 甲冑を帯したる時、人々色々刀を絡め堅むる也、甚だ抜き難し。ここに太刀堅めと云って良い堅めが一つある。
 □(判読不能)の緒の様に中に布を入れ、上を絹にて縫い包んで長さは六尺ばかりにして具足櫃に入れて置くべし。
 さて刀の紐を腰にあて右脇にて留め、其の上から上帯を締める、その上帯一重にして彼の堅めの見えない様に覆って置く也、脇差は上帯の皆へ常の如く指すべし。 さて、刀を抜くのに自由にして抜きやすし。或いは切岸又は塀などを乗り越える時、刀を背負うにも宜しい、そのまま刀を後に引き廻し、下緒を肩に掛けて乗る時は閊える事は無い、此の堅め至って佳き也。

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