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2018年12月13日 (木)

曾田本その1の8その他原文4神妙剣

曾田本その1
8.その他原文
4、神妙剣
 深キ習二至テハ実ハ事(業 曽田メモ)無シ常二住座臥二有之事二シテニ六時中忘レテ不叶事ナリ彼レ怒ノ色見ユルトキハ直二是ヲ知ッテ怒ヲ抑へシムルノ□知アリ唯々気ヲ見テ治ムル事肝要中ノ肝要也是戦二至ラシメズシテ勝ヲ得ル也去ナカラ我臆而誤テ戻ル事ト心得ル時ハ大二相違スル也い兎角シテ彼レ二負ケサルノ道也止事ヲ得サル時ハ彼ヲ殺サヌ内ハ我レモ不死ノ道也亦我カ誤ヲモ曲ゲテ勝ニワ非す誤ル可キ筋ナレバ直二誤ルモ勝也
 彼カ気ヲ先々二知テスグ二應スル道ヲ神妙剱ト名付ケタル也委シクハ書面二アラワシ尽シ難シ心ヲホヱノ為二其ノ端ンヲ知置ク也
読み
 深き習いに至りては、実は事(業)では無し、常住座臥に之ある事にして二六時中忘れて叶わざる事なり。彼の怒りの色が見ゆる時は直ぐに是を知って怒りを抑えしむる□知あり。唯々気を見て治むる事肝要中の肝要也。是戦に至らしめずして勝ちを得る也。
 去りながら我臆して誤(謝)りて居る事と心得る時は大いに相違する也、兎角して彼に負けざるの道也、止むことを得ざる時は彼を殺さぬ内は我も死なずの道也。
 亦、我が誤りをも曲げて勝には非ず、誤(謝)るべき筋なれば直ぐに誤(謝)るも勝也。
 彼が気を先に知って直ぐに応ずるの道を神妙剣と名付けたる也。委しくは書面に現し尽くし難し、心覚えの為に其の端を記し置く也。

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