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2019年1月 2日 (水)

曾田本その1の9居合兵法の和歌読み解く32首の13無用なる

曽田本その1
9.居合兵法の和歌読み解く
32首の13無用なる
 無用なる手詰の話をすべ可ら春
       無理の人尓ハ勝って利ハ奈之
読み及び読み解く
 取り立てて分けも無いのに業技法の話をするべきではない、術理に疎い人に話して勝ってみても何の利も無い
 「手詰」とは、広辞苑では「激しく詰め寄る・猶予無く攻め懸ける」ですが、ここでは業技法の話位で良いかも知れません。もっと厳しく、業技法の術理をもって詰め寄るでもいいのでしょう。
 この歌は新庄藩の林崎新夢想流秘歌之大事には存在しません。妻木先生の田宮流の歌の伝では
 「無用する手詰の論をはすべからず無理の人には勝ちてせんなし」
 この歌の心はどの様に読み解けばいいのでしょう。
 師匠の真似事の棒振りしか出来ない師匠や兄弟子に「何故そうする」と問いかけても「生意気な奴」ぐらいにしか思われないのでは、そんな輩に術理を聞いても、思う事を言っても意味無いよと云う事もありそうです。
 他流は勿論、自流でも師伝が違う人と業技法の話なども、相手を良く知った上で話さないとややこしいことになってしまいます。へぼでも「俺が一番」という天狗がごろごろいます。
 形はできても術は決まらないのが古流剣術です、考え方、日常の体の使い方、その流派の基本となる足腰などの捌きは本気で学ばなければ出来ないものです。
 武術は体で動いて結果を出すのですが、頭脳的な体捌き剣捌きが要求されます。チャンバラならば腕力が強く早くて無鉄砲ならばそこそこ勝てるでしょう。そんな人とは論理的な話は無用です。
 

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