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2019年4月20日 (土)

曽田本その2を読み解く11英信流大小詰11の2骨防

曽田本その2を読み解く
11、大小詰
11の2骨防(ほねもぎ 曽田メモ)
参考
曽田本その1
古伝神傳流秘書
大小詰
2本目
骨防扱:(ほねもぎ 曽田メモ)立合の骨防返に同じ故になし
 立合の骨防返とは大小立詰の2本目のことでしょう。
参考
曽田本その1
古伝神傳流秘書
大小立詰
2本目
骨防返:相懸りに懸りて相手我刀の柄を留めたる時我右の手にて柄頭を取り振りもぐ也
曽田本その2
業附口伝
大小詰
2本目
骨防返:互に対座、打は両手にて仕の柄を握る仕は右拳を顔にあて其のひるむときに乗じ右足を柄越にまたぎ右足内側より右手を柄に添へ右足にて敵の両手を押払ふと同時に柄を防取る(もぎとる)也、此の時敵は我が右脇へ匍ひ倒る也。
五藤先生教示:向ふて居る両手にて柄を押し付る時直に右手にて面へ当て其虚に乗り右足をふみ込み柄へ手をかけもぐ
 古伝は、相手が我が柄を両手でも片手でも掴んで抜くのを留めたならば、右手で柄頭を持って「振りもぐ」だけです。もぎ方の最も簡単なのは柄頭を握って、胸に引き付ければ簡単に外せてしまいます。その上で柄当てしようと殴ろうと自由です。
 業付口伝の曽田先生記述のものは古伝とも五藤先生の教示とも違って、柄越に踏み込んだ右足で、相手の両手を押し払って置いて右手で防ぎ取る、その時相手は我が右脇へ匍い倒れる。柄越に踏み込んだ右足で、右方に押し払わなければ我が右脇に匍い倒れそうにありません。
 五藤教示の様に右足をグット踏み込んで相手に附入り、柄頭を右手に握って引き付ければこれも容易です。
 古伝には、柄を握られた時に相手の顔面に右拳を打ち当てる動作は特にありません、其虚に乗じるのは状況次第ですが一連の動作に滞り無い様に稽古して置くことは善いかも知れません。 
 武術は、力と速さで勝つのは術とは言えないでしょう。無駄な動作は不要です。古伝に軍配です。

 

 

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