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2019年4月27日 (土)

曾田本その2を読み解く12英信流大小立詰12の1〆捕

曾田本その2を読み解く
12、英信流大小立詰
12の1
一本目
〆捕
参考
曾田本その1
古伝神傳流秘書
大小立詰
一本目
袖摺返:我が立て居る處へ相手右脇より来り我が刀の柄と鐺を取り抜かせじとする時其侭踏みしさり柄を相手の左の足のかがみに懸け中に入り又我が右より来り組付をひぢを張り体を下り中に入る。
 古伝の大小立詰の一本目は〆捕ではなく袖摺返でした。次いでですが大江先生は奥居合立業の袖摺返の業名はここから拝借したのかも知れません。
 戻ります、〆捕の業名は古伝では4本目〆捕としてあります。
参考
古伝神傳流秘書
4本目
〆捕:相懸りに両方より懸る時相手両手にて我刀の柄を留我左の手にて相手の脇坪へ入れて両手を〆引上如何様にも投る也。
曾田本その2
業附口伝
大小立詰
1本目
〆捕:互に対立する也、打は両手にて仕の柄を握る也、仕は左手を以て打の左手首を握る也、更に此の時すぐに仕は右手にて打の両腕を締め込み我が体を台にして之れを極めるなり。
五藤先生の手記による教示:敵柄を両手にて取る、左手にて敵の左の手首を押へ右手にて敵の両肘を押へ体を込み〆付る。
 業附口伝の1本目〆捕は、古伝の大小詰では4本目に在った〆捕の様です。相変わらず土佐の居合はさ迷っている様です。
曾田本その2
大小立詰1本目〆捕
Img_0471
 古伝の〆捕は相懸りに懸かり、相手が両手で我が刀の柄を握る、我はすぐに左手で相手の脇坪に突きを入れ、右手で下から相手の腕を締め上げ、如何様にも投げる。
 業附口伝は、お互いに向き合って立って居る時、相手が両手で仕の柄を握って来る、仕は打の左手首を握るや右手で相手の両腕を締め込み仕の身体を土台にして決める。
五藤先生も同様の様です。敢えて古伝の様に投げ倒さない、決め業の稽古で終わっています。
 何れにしても締め込む時は体をグット接近させて締め込み相手の身体を浮かせてしまうのでしょう。

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