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2019年4月25日 (木)

曾田本その2を読み解く11英信流大小詰11の7左伏

曾田本その2を読み解く
11、英信流大小詰
11の7左伏
参考
曾田本その1
古伝神傳流秘書
大小詰
7本目
左伏:是は左の手を取る也事右伏に同左右の違ばかり也、尤も抜かんとする手を留められたる時は柄を放し身を開きて脇坪へ當り又留られたる手を此方より取引倒す事も有也
曾田本その2
業附口伝
英信流大小詰
7本目
左伏:右伏せの反対業也
五藤先生手記による教示:左脇に座す右手にて胸を取り其手を押へ前へ伏せる。
 古伝は、右伏と同じだが相手は我の左側に座す。と相手が左手で我が柄を取る、直ぐに我は、左手を相手の首の後ろから廻して胸を取り、押し伏せようとする、相手いやと反り返るを機に右手を相手の右足膝に添えて後ろに投げ倒す。
 右伏は柄を相手の右足にかけて投げ倒しましたが、左伏の場合は、わざわざ右手を柄に懸けずに相手の右足に懸けて投げて見ました。
 右伏に同じ、ですから右手を柄に懸けて柄を以て相手の右足下に入れて投げるべきものでしょう。
 「尤も抜かんとする手を留められたる時は、柄を放し身を開きて脇坪へ當り」は相手が我が左手を取るか右手を取るかでしょう。指定はありません。相手の右手の一番近い処は、我が左手です。然し左手を取っても右手で刀を抜く事は可能です。
 形に拘らずに考えられる事をやって見るばかりです。演武会の出し物にするならば、左手を右手で押さえられ、体を左に開いて右拳で脇坪を打つ。
 「又・・」は曽田先生の右伏、左伏の相手が胸を取るなり、柄を取るなり、腕を取るなりされてもその相手の腕を取って引き倒す。
 古伝も業付口伝も主語が省略されている事があります。例えば古伝7本目左伏「是は左の手を取る也」誰が誰の左の手を取るのでしょう。相手が我が左手を取る。その場合相手は右手で取りに来るのがこの並び座す場合普通でしょう。
 その場合は我は右手で相手の首の後ろから手を廻して相手の胸を取ることになります。

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