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2019年5月19日 (日)

曽田本その2を読み解く19無雙直傳英信流居合術の傳統19の7第10代林安大夫政詡

曽田本その2を読み解く
19、無雙直伝英信流居合術の傳統
19の7第10代林安大夫政詡

六大夫の養子なり。

曾田メモはこれだけです。
 前回の林六大夫のところで、平尾道雄先生の土佐武道史話(昭和36年1961年発行)より引用させていただきましたが、最後の所を再録させていただきます。
 「・・妻は大黒茂左衛門(勝盛)の娘で、助五郎政彬、縫之丞正晴の二男をもうけたが、二人とも幼年だったから、安田道元という医師の次男をもらって家督と居合伝を授けた。これが安大夫正詡である。安永5年(1776年)8月10日、安大夫が病死するとその家督は助五郎の長男六之丞政長が相続した。
 林六大夫守政ー安大夫政詡-六之丞政長ー益之丞政誠ー弥大夫政敬ー政之丞政護ー亀吉茂平
 林氏の系譜は右の通りだが、このうち六大夫の養子安大夫と益之丞とは特に居合上手として有名で、門人たちも多かった。」

 土佐の居合が定着したであろう頃の年表を作って見ましたが、歯抜けで想像の域を出る事はありません。
 寛文02年1662年 林六大夫生まれる
 享保17年1732年 林六太夫没70歳
 明和元年 1764年 林安大夫 居合兵法極意秘訣を誌す
 安永05年1776年 林安大夫没年齢不詳
 文政02年1819年 山川久蔵 神傳流秘書を写す

 山川久蔵が書き写した神傳流秘書は、恐らく林安大夫が50歳(正徳2年1712年)から70歳(享保17年1732年)ごろに記述しただろうと思います。
 林安太夫の「老父物語を書き付け置く、久しき事故失念之事多し、あらまし此の如く覚え候まま記し申す也」で始まる居合兵法極意秘訣は安太夫の死ぬ12年前には書き上げられていた様です。六太夫の死後32年経っています。聞き覚えの記憶であそこまで克明に書けるとは思えませんから、六大夫のメモ書きや、安太夫が指導された時のメモ書きなどをまとめたのでしょう。 

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