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2019年5月 9日 (木)

曾田本その2を読み解く15居合術

曾田本その2を読み解く
15居合術
15の1居合術
居合術
余は居合は一兵法即ち居合兵法と称せられ剣道に附随せるものにあらず一派独立せる武術なりと信ず
居合術は剣術今の剣道の一部門なり
 剣術は立合、太刀打、撃剣等とも称し刀剣の使用法にして、即ち抜出したる刀を如何に有用に使用すべきを教へたるものに付、抜刀なくして立合あるべからず、其の用法は刀を腰より抜出しての上のことなり。
 居合術は立合の術、剣術に対する語にして詰合、座合、抜刀、鞘の内、等とも称し此の立合の根元にして刀を抜く法なり、即ち如何なる場所にて如何なる刀を如何に有効に抜くべきかを教へたるものに付き、刀の鞘の内にある時より太刀打に至りて了る、故に互に抜刀して相対峙せば既に居合の範囲を脱して後は太刀合なり。
 居合は刀の長短、場所の広狭、地勢の高低、姿勢の座起、敵の仕懸変化等に応じ臨機変通、其の色を悟らせず、刀尖鞘口を脱する刹那確実有効の利を収むべきを教ふ。
 其の最重要なる点は刀尖の鞘口を脱する瞬間の働なり。
 居合は独特の兵法であって、剣道に附随するものでは無いと云い切っています。剣術は腰から刀を抜いてからの用法であって、居合は刀が鞘の内にある時から始まり太刀を打ち込む事で終わる。
 居合の最重要な事は刀尖が鞘口を脱する瞬間の事なのだと云うのです。

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