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2019年7月14日 (日)

曽田本その2を読み解く22スクラップ居合の疑義につきての解説22の3刀尖は拳の高さ

曽田本その2を読み解く
22、スクラップ居合の疑義につきての解説
22の3刀尖は拳の高さと同じ水平線上にあるや

 貴説の通りなるも幾分下るも宜しく候、是は刀は水平なるを原則とするも、前方より見たる時刀の裏を見せず表を見するやう致し候、(刀の下方を見するより上方の面を見するを可とす。)

 河野先生の昭和17年1942年発行の大日本居合道図譜初心者心得33則の第三抜き付けでは「・抜き付けたる刀の高さは。肩をおとしたる状態に於て両肩を連ぐ水平線より上らぬ事。(心持ち低く抜刀する事)。
・刀は水平を原則とするも剣先部が上るよりも幾分下る心持なる事。」と言われ、穂岐山先生に手紙で確認された通りの方法となります。

 22代の解説では、「斬り付けたる時、両肩に力を入れる事なく自然体に両肩を落とし、右拳及び右腕、剣先は右肩の高さより上に上がらぬ事が大切である。斬り付けたる刀刃は水平にして右真横に向かひ、剣先やや下がるは可なるも余り下げてはならない。

 「切先の高さは拳の水平線上か」との質問に、穂岐山先生は原則はそうだが稍々切先下がりが好ましいと仰います。その理由は「前から見た時刀の裏を見せず表を見する様にする」と云う事ですが、理由にはなって居るのかどうか疑問です。
 切先は勿論、刀刃も稍々下向き、と言われる処がありますが、さて何れもどのような効用が期待できるでしょう。小細工をせずに水平に運剣する事のみを目指し稽古する、狙った所に抜き付けられる様に稽古する。居合は仮想敵相手の一人演武ですからともすると相手の無い運剣が横行しがちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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