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2019年8月20日 (火)

曽田本その2を読み解く24スクラップ無雙直傳英信流居合術24の8河野稔の2

曽田本その2を読み解く
24、スクラップ無雙直傳英信流居合術
24の8大阪居合術八重垣会
剣道錬士河野稔の2

16、納刀のとき刀先を鯉口につける場合、右手拳をクルット揺らぬ様注意の事、而して最終(其動作の最終)にも殊更に形の上にクギリをつけぬ事。
17、奥居合の納刀の場合、初め刀先を納めたる時、右手拳が鯉口の位置より高き時は一旦右拳をジワット下げて後スット納める事。
18、総ての業を大きくゆっくりと行ふ事肝要なり(但し鍛錬を重ね間をつめる事)。
19、早抜きの納刀は鎺元迄一気に納める事。
20、着眼は動作中は仮想敵に成す事。
21、総ての業に於て真向打下しの手元は高過ぎて左手首の伸切らぬ様注意をする事。
22、立膝、居業の納刀の際に於て前足の引き付けは十分腰に気力を注ぎ前足に体重をかける気味合にて退きつける事。
23、抜打、真向、暇乞の場合は刀を抜き取り頭上に振冠り、上体を起すと同時に爪先に力を入れ踵を十分に後方に退き(膝を後方に退く)て真向打下しの場合上体を前方に乗り出すに備ゆる事。
24、用語、抜きつけ(斬り付け)打ち下ろし(斬り下し)。血振るひ。
25、総て抜きつけの場合は上体は少しも前に俯向けぬ事。
26、抜きつけの時前に踏み出す足と、跪きたる膝頭とは、あまり広く間隔を置かぬ事、即ち前に踏み出したる脚の内方角度は約90度を越えざるを度とし、後脚の膝頭は上体の直線より幾分後方にあるべき事(前足先と後足膝頭との中間に体の重心を置く)。
27、介錯の構へたる刀刃は真上より幾分後方に斜に向く事。
28、正座納刀の場合後方に退く足は十分腰に気力を注ぎて角張るらずスーット退く事而して膝を床に付ける迄は体を上下に少しも揺り動かす事なく極めて静かなるを要す。
29、附込の斬り込みは十分大きく振り冠りて打下す事(但し二度目の斬込みにて仕留むる形なるを以て一回目は幾分浅く二回目は深く斬り込む事。)
30、附込の納刀血振りの場合は腰を十分前に入れる事。
31、立膝(早抜きも同じ)各業の終った時の体の位置は最初座したる位置とあまり変らぬ様注意する事。
 
  以上


 八重垣会の講習会で穂岐山先生に河野先生が注意されたことを書き留めたものとされていますが、自分だけでなく参加者の動作によるものなのでしょう。
 河野先生に依る昭和13年1938年発行の無雙直傳英信流居合道の第八節「居合初心者心得」の内容と略合致します。という事は、河野先生はここに書かれている様に稽古しなさいと云ってるわけですが、さて現行の動作とどの様に関連付けできるのか個々に当たって見たいと思いますが、曽田本その2を全巻読み解いた上での宿題にしておきましょう。
 

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