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2019年8月25日 (日)

曽田本その2を読み解く26スクラップ小学校に於ける剣道教育の動向と其使命26の3

曽田本その2を読み解く
26、スクラップ小学校に於ける剣道教育の動向と其使命
高知市江ノ口小学校 上田蔵刑
26の3

 一般武道の振興につれて、学校武道が叫ばれ遂に44年中等学校の正科となり今年春小学校正科とするの議案も万場可決されたのは国家の将来から考えまして誠に慶賀に堪えません。これは時局の波に乗ったとは言えども武の本義に目覚めわが国民性に即し日本人的血潮が蘇ったためである。我々の血潮にひそむ大和魂が剣を振りしめることによって外に現はれるのだといふことに気付いたためであらう。先程申し上げた様に文を尊び武を卑しむことは国家起隆の敵であります。世界の亡国の歴史を見ても文尊武卑は附きものであります。今回の事変は往年の軍縮華府会議の結果わが国の不利な軍備と国民の尚武気風の喪失によりやれダンスだレヴューだのと流行を追ふ傾向を来し大なるものに附く支那精神が排日侮日となって現れたものであるとも言われています。しかし皇軍の士気は支那の予想を裏切って益々振ひ国民精神は断然光輝を放ったのであります。
 要するに日本精神と武士道とは楯の両面の如く武士道と剣道とは車の両輪の如くで相寄って助長発達したものであります。

以下次回

* 
 小学校の生徒に剣道を正科として指導すべき事が少しも伝って来ないのは何故でしょう。「武の本義に目覚めたわが国民性に即し日本人的血潮が蘇ったため」と云います。日本国民はそんな民族なのでしょうか。それは剣道の効能が少しも語られていないからかもしれません。剣道を本当に理解して述べていない為かもしれません。
 もう一つ決めつけている「文を尊び武を卑しむことは国家起隆の敵」とか「世界の亡国の歴史を見ても文尊武卑は附きもの」といいます。その根拠が述べられていません。
「日本精神と武士道」と叫んでいるのですが、日本精神とは武士道とは何れも漢字を並べた熟語が居座るばかりで、私の心に響いてきません。何故でしょう。単なる政界や軍部の手先の様なマスコミの扇動にのって踊っている様に思えるのは何故でしょう。私が平和ボケしているのでしょうか。
 こうやってどんどん洗脳され意味も解らず、否定的な事を云えば非国民とされ居場所が無くなるのを恐れて戦争への深入りをして行った戦前の様子がうかがえて此の人の戦後はどうしていたのか気になります。
 

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